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『駒沢で飲みながら走る会』&『こりゃ多摩ラン10km』 [レース]

昨日は、ぬまっちさん主催の『駒沢で飲みながら走る会』に参加してきました。
皆さんは、4'45で30km走をされていましたが、わたしにはペースが速すぎるのと、練習計画的にも、翌日の10kmレースのための刺激入れの日だったので、コッコさんはひとり別メニューでしたが。

自分のランは、ジョグ10km+WSでしたが、せっかくなので、ペーサーしてくださったり、応援してくださったりで、いつもお世話になっている皆さんに少しでも恩返しできたらいいなと思い、給水サポート&カメラマンをさせていただくことに。

給水テーブルを用意して、まずは元気なうちの集団走をパチリ☆

駒沢の猛者たち.jpg

そのあと、5周(約10.5km)をジョグ。5'50で入ったのに、周囲がいいペースで走っているのでつられてしまい、なんだかんだと5'30~40のサブ4ペースに。レース前日のジョグにしては、チトやりすぎてしまったように思います。反省。

そのあとは、皆さんの給水サポートです。
ロング走はいかに脚を止めずに走りきるかが大事ですが、昨日はピーカンで、ちゃんと給水しないと危険なコンディションでした。その前の週、自分が給水を疎かにして自爆したので、その轍を踏んでいただきたくなかったというのもありました。
スポーツドリンクを紙コップにいれて、手渡ししたり、テーブルからピックアップしてもらったり。渡した後は、走って追いかけ、紙コップを回収します。わたしにとっても、これがいい「流し」の代わりになりました(笑)。

給水サポートで紙コップ回収のために疾走するだれやねんさん。カッコいい~♪

誰やねんさん疾走.jpg

その合間に、写真撮影も。前からと横からと、陸上観戦用の一眼レフで激写です(笑)。
速い皆さんは、30km走終盤になっても腰高フォームのままで、ストライドも広いまま。すごいなあ、それだけの脚力がないとダメなんなだあと思いながら、写真を撮らせていただきました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして本日。
大阪マラソン3週間前ということで、10kmのレースを走ってきました。いつもお世話になっている、『こりゃ多摩ラン』です。家から会場まで徒歩で行けます(笑)。

「ホームコースを走るのに、わざわざお金を払うの?」という向きもあるでしょうが、エントリー代も高くないですし、給水のサポートもしてくれて、いちおうレースなので抜きつ抜かれつの緊張感を持って走れるので、レースというよりも、ポイント練習の代わりとして、ときどき利用させていただいています。

走りやすい気温だったら、44分カットといきたかったのですが、今日も朝からドピーカン。暑い……。
真夏のうだるような暑さに比べたらマシですが、それでもアップの最中から汗がダラダラ滴り落ちるという、お天気良すぎ!!なコンディションでした。

多摩ラン会場.jpg

多摩ラン記録証.jpg

潰れたくなかったので自重気味に入りましたが、それでも中盤でだいぶタレてしまいました。LAP4は折り返しの給水、LAP5橋の高架を上り返すところでしたが、このへん、もうちょっと攻めてもよかったような。
残り3kmになってから、「ここで出し切らなくてどうする!」と思ってペースアップしましたが、たいしてあがってないですね。ぐぬぬ。

多摩ランLAP.jpg

自己ベストも更新できませんでしたし、内容的にもイマイチで、最低限の走りしかできませんでした。こりゃ多摩ランは、昨年の12/7の43分50秒が自己ベストです。記録を見てみましたら、天候:晴れ、気温:5℃、風:微風の良コンディションでした。本日は24℃だったので、落ち込む必要はないかなと思いつつ、でもやっぱり昨年の自分に勝てなかったのは悔しいです。


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はじめてのセンゴ★COCCOPADは仙台麩と茄子の旨煮 [レース]

本日、北海道マラソン・かっとび伊吹・筑波連山天空ロード&トレイルランなど走られた皆さま、お疲れ様でした。そして応援の皆さまも。

わたしは、それらのどのレースにも参加せず、応援にも加わらず、1,500mのレースを走ってきました。
ホームグラウンドの味スタ併設の、西競技場にて開催された『調布市市民体育祭』。わたしは調布市民ではないのですが、ARCが加盟団体のため、RCの仲間と一緒の参戦です。

初めて走る1,500m。味スタでの1kmTTだと、ベストは3'46ですが、だいたいいつも4'00をチョイ切るくらい。調子が悪いときは4'00一桁。1,500mなので1kmTTより距離が長いため、6分(平均LAPで4'00/km)切れたら上出来かなと思って臨みました。
5,000mを何回か走り、トラックレースは前と離されると一気に苦しくなると悟りましたので、今日は「一緒に出走のRCの先輩(わたしよりずっと速い方)に最後まで食らいついていこう!」というのが、レース戦略ともいえないレース戦略でした。

結果、3周目までは頑張ってくっついていったのですが、最後の4周目、切り替えて爆走していった先輩にラストスパートで見事に千切られ、コッコさんはヨレヨレのゴール。でも、ずっと引っ張ってもらえたので、目標の6'00は切れました。5分53秒16、平均LAPは3'55で、かろうじて4分は切れていますので、わたしにしては上出来です。

それにしても、1,500mってきっつぅ~。最後の1周は、必死に脚を動かすのですが、すでに乳酸がたまりまくっていて、「ふんぬ!」と腕振りを頑張っても、ピッチがまったくあがりません。呼吸器も限界で、横隔膜は痛いし、久しぶりに血の味がしました~。

ちなみに、本日のレース、ピッチ:198、ストライド:1.28でした。今のわたしのスペックでは、コレ、限界に近いですわ。ぐはー。超頑張った!!

1500m入賞.jpg

こんなタイムでもどうやら入賞していたらしく、賞状とメダルをいただけました。
……ですが、コッコさん、まったくそういうことが念頭になく。
雨もひどくなってきましたので、着替えて早々に退散してしまいました。
RCの仲間が、「コッコさんのぶんももらっておいたわよー。」と、写メールをくれまして、それに気づいたという次第。ホント、おバカすぎです。

エア道マラ@ぼっち練の皆さまが、道マラ応援ついでにわたくしの応援もしてくださっていたようなのですが(ありがとうございます! フルの1/28の距離しか走っていないのに、道マラのおこぼれにあずかり恐縮です。)、わたしのこの所業には、皆さまそろって「……ハァ~(ため息)」だったようで。ううう、本当にすみません。


話かわって。
お久しぶりのCOCCOPADは、仙台麩と茄子の旨煮です。
先日の仙台遠征で仙台麩をいただきましたので、茄子とあわせてみました。

仙台麩と茄子の旨煮.jpg

★材料★
・茄子2~3本
・仙台麩1本
・玉葱1個
・三つ葉1束
調味料は、出汁200cc、味醂大匙3、醤油大匙2
※写真の倍量できます

★作り方★
1)茄子は乱切り、玉葱はくし型に切って軽く炒める。
2)出汁と調味料を加え、そこに仙台麩(2cmくらいに切る)を加える。
3)落し蓋をして茄子が柔らかくなるまで煮たらできあがり。
4)三つ葉は火を止めてから投入。余熱で十分火が通りますので。

煮汁を吸った仙台麩、ウマー。そして、仙台麩からいい出汁が出るので、それを吸ってトロトロになった茄子がまたウマー。
あっという間に、こういう煮物が美味しい季節になりましたね。


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OTTの走りを評価してみる [レース]

今日はドリルと軽いランの日。
昨日のOTTでトラックを走ったら、ふくらはぎに張りがあるような感じがしましたので、それをほぐすようなイメージでゆっくりと。徐々にほぐれてきたような感じがしましたので、あとは気持ちよく、軽く息がはずむ程度まであげて、30分ほど走ってランは終了。このくらいだと疲労が残らずいいですね。
念のため、ストレッチボードもやっておこうと思います。

5'26-5'19-5'07-5'04-4'56
4'49-0'58(200m=4'50/km)


さて、そんな昨日のOTT。5,000mを22分30秒、これ、一応わたしの5,000mの自己ベストです。実はわたし、5,000mって、ランニングを始めて2ヶ月くらいの頃、味スタのトラックが国体のために解放されていたときに走ったときくらい。そのときの記録、26分20秒くらいがこれまでの自己ベストでした。なので、更新できて当たり前なんですが。(^^;;

今の10kmのベストが44分くらいですから、冬場の良コンディションであれば21分30秒くらいが妥当な予想、今は夏なので22分30秒くらいで走れればいいかなと思っていました。

レースプランは、「最初の入りをキロあたり5秒や10秒温存しても、この暑さではどうせへばるので、最初っからある程度突っ込む。途中で垂れるだろうけれど、粘れるだけ粘って、失速を最小限に食い止める。」という感じで臨みました。あ、それとは別に、「倒れたら大変なので、ヤバイと思ったら勇気を持って途中棄権する。」というのも念頭に入れつつ。

そんな感じで、いざスタート。
OTT、ゴール地点の通過ごとに、スプリットタイムを出してくれていましたので、それを晒してみます。

 200m 00:53(4'25/km)
 600m 01:44(4'20/km)
1,000m 01:44(4'20/km)
1,400m 01:46(4'25/km)
1,800m 01:45(4'23/km)
2,200m 01:46(4'25/km)
2,600m 01:50(4'35/km)
3,000m 01:49(4'33/km)
3,400m 01:50(4'35/km)
3,800m 01:49(4'33/km)
4,200m 01:52(4'40/km)
4,600m 01:53(4'43/km)
5,000m 01:49(4'33/km)

ある意味、レースプラン通りの見事なビルドダウンです。
but、2,000mくらいまではけっこう頑張れていますね。すでに汗だくでしたが、まだ走り始めで、身体に熱がこもってカッカするというほどでもなかったので、「あっつぅ…」と思いながらも冷静に走れていました。

でも、2,000mを越えたあたりから、はやくも「これ以上ペースをあげるの、やばい。もたない。」という状態に。最後までもつと思われるくらいまで、ペースを落としました。
これで最後までいければよかったのですが、4,000mを越えてから、さらにペースが落ちてしまっています。これはもったいなかったな。暑くて死にそうでしたけど、もうちょっとなんとかなったかもしれません。ここを4'35くらいでカバーできていれば、22分半切れたので、ここは反省どころです。
最後の1周は、残り200mになってから、「よし、あと200mなら何とかなる!」と、ラストスパートをかけました。

ちなみに、昨日のレースの平均ピッチは194、平均ストライドは1.17。ピッチは終始同じくらいで走れましたが、後半、ストライドが落ちました。(最初の方は1.20、最後の方は1.14。) 失速の原因がわかりやすいです。

OTTスタート前.jpg

この写真は、OTTの公式からいただいてきましたが、コッコさん、こうやって整列しちゃうと悲しくなるくらいのコロボックルなので、これでも平均ストライドの1.17は、対身長比75%に相当します。背が高く、脚の長いかたがうらやましいです。

とはいえ、今回のレースはたったの5,000m、かつ走りやすいトラック(タータン)でしたので、ストライドを無理に広げ過ぎて脚が動かなくなったという感じではなく、単に暑くて呼吸がしんどく、これ以上スピードが出せませんでした。

気象コンディションは、Garminさんによると、こんな感じだったので、頑張りすぎなかったのはある意味正しかったのかもしれないのですが。

気温.JPG

体感温度41℃ってナニゴト?(笑)

ダニエルズさんの計算機は、気象コンディションを入力すると、いわゆる一般的なコンディションの場合だったらどうだったのかを算出してくれます。
昨日の、気温35℃を投入してみました。

計算式35℃.JPG

VDOT=46.4
……悪くないです。

予測.JPG

レースのゴールタイム予測では、5,000mは21分16秒、10kmもハーフもフルも、今の持ちタイムからのズレはほとんどないので、悪くないというか実力相当というべきか。
春に頑張ってスピードを磨いたぶんがまったく反映されていないので、そういう意味ではガッカリですが、自分でも速くなっている実感がないので、妥当な評価かと思います。

引き続き、しっかり脚作りを頑張って、秋に少しでも飛躍できるよう、練習していこうと思います。


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OTTを満喫してきました [レース]

本日は、オトナのタイムトライアル5,000mを走ってきました。

自分が出走した午後2時の気温、36℃。どひゃー。普通に立っているだけで汗がダラダラ滴り落ちる凶悪なコンディション。5,000mなのに3回も給水とっちゃいました。記録は22分30秒(4'30/km)。ううーん、暑かったからとも言えますが、相変わらず根性が足りないというかツメが甘いというかなんというか…。

でも、豪華なPM陣にワクテカし、ランと観戦と、どっちも存分に楽しんできました。

一番興奮したのは、本来参加予定ではなかったはずなのに、いきなり村山紘太選手が飛び入りでPMに入ったこと。最初、そのへんをプラプラ歩いているのを見たときにはわが目を疑いました。(そしてちゃっかり声をかけて握手をねだったわたしです。)
最後まで市民ランナーのトップを引っ張った挙句、最後だけスパートをかけて、日本選手権を髣髴とさせるようなガッツポーズでゴールをするというお茶目っぷり。そしてそのあと、力を出し尽くしてへたりこんで喘いでいる、ゴール直後の市民ランナーたちに水を配り歩いたり、首にかけてあげたりと、とってもホスピタリティにあふれた選手でした。

こうた君470.jpg

PMはめちゃめちゃ豪華でした。まずは、旭化成の13分台ランナーズ。

旭化成三人組470.jpg

深津選手
深津くん470.jpg

大西選手
大西くん470.jpg

八木選手
八木君470.jpg

有村選手
有村くん470.jpg

競歩でPM(しかもキロ5…)する競歩の選手、パラリンピック日本チャンピオン、そしてハセツネ王者の上田瑠偉選手も。

上田くん470.jpg

さらには、つい木曜日の富士登山競走を制したばかりなのに3本立て続けに(しかも17分切りの速い組の)PMをつとめた松本翔さん。

松本くん470.jpg

青学ファン的には、青学を初シードへ導いた伝説のカリスマキャプテンの荒井さん(専門は1500m)、すでに競技を引退されているので、走っている姿を、しかも専門の1500mをと思うと、もうシャッター押す手がとまりません。
この組は、キクチさんも走られていたのですが、キクチさんの写真(22枚)より、荒井さんの写真(27枚)のほうが多かったです。ごめん、キクチさん!

新井君470.jpg

さらには、箱根8区で2回区間賞の高橋宗司君がPMのキッズランなどなど、おなかいっぱい楽しませてもらってきました。

宗司君470.jpg

個人的な幸せは、なんと言っても自分の給水カップを、高木元主務が回収してくださったことですが。
こんな贅沢は二度とないと思える、素晴らしい体験でした。

あーーーー、幸せだぁ~♡♡♡♡

カサリンを先にエントリーしてしまってからOTTの日程が出たので、泣く泣くカサリンをDNSしましたが、ランも観戦も楽しめる、貴重な体験をさせてもらってきました。

来年は……もう少し垂れないよう走ることと、あわよくばもう少し涼しい時間帯の組で走れるように精進したいと思います。


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乗鞍vs富士山 [レース]

今日はランオフで時間があるので、記事をもう1つアップします。

乗鞍の走り、よかったのかダメだったのか、まったく見当がつかないので、3回試走に行った富士登山競走のコース(馬返しまで)と比べてどうだったのか、比較してみました。

参考にしたのは3回目。中の茶屋までのタイムは2回目が一番良いのですが、このときは「ガチるのは中の茶屋まで」と決めていて、中の茶屋でしっかり休憩した上に、以降はゆっくり行ったので、トータルとしてはあまり参考にならず。
3回目は、馬返しまでノンストップで行ったので、比較対象としては、これが一番よいかと思います。

スタート地点の標高は、乗鞍のほうが1,000mほど高いのですが、空気が薄いのは、わたしの場合、3,000m以下ならほとんど気にならないので、そこは考慮しておりません。

富士山のデータ.jpg

乗鞍のデータ.jpg

各LAPの、GarminによるUP幅を、「50m以下」「50~70m」「70~90m」「90m以上」で色分け。
ふーん、乗鞍の斜度、第一エイドまでの「十分走れる」と思った区間、感覚としては富士登山競走の、浅間神社をすぎてそこそこ斜度が出てきたあたりと同じくらいと思っていましたが、やっぱり同じくらいでしたね。
第一エイドから第二エイドまでの間、ところどころ急な部分、ここは中の茶屋手前と同じくらい。
第二エイドから第三エイドまでの一番勾配が急なところも、「馬返し手前よりはマシ」と思いましたが、やはりそうでした。
……コッコさん、坂の斜度の感覚、意外と鋭かった♪

富士登山競走試走のときのLAPをもとに、乗鞍の走りを区間ごとに採点すると、LAP6とLAP11、勾配が緩んでいるのにタイム落としてる…。この区間はもったいないことをしたと思います。あとは上のほう、もうちょっと頑張れたかもな~と。
逆に、LAP2は、走り始めで元気だったせいもあると思いますが、そこそこ斜度があったのに、よく6分前半でカバーしたと思います。

ピッチは、185は最低でもキープしたかったですね。LAP12~14は、ヘアピンカーブのインで歩いたし、給水も歩いてとったので、まあこんなものなのかもしれませんが。

ピッチに関しては、下りのデータもおもしろいです。
重力のせいで、ものすごい高速ピッチになっています(笑)。
LAP20~24まで、(若干のアップダウンのあるLAP21以外)平均ピッチで200! 下りだからストライドで稼いだのかと思っていましたが、ピッチで稼いでいたんですねぇ。
もう少しストライドを伸ばせたら、下りももっと速くなるかしらん?

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乗鞍天空マラソン・レポ [レース]

乗鞍天空マラソンを走ってきました。
標高1,500m地点の観光センターをスタートして、乗鞍スカイラインを延々2,700mまで18kmチョイ登って、1,800m付近まで12km弱くだってくるという、30kmのロードレース。
雪の壁の間を走れるとか、折り返しでいっぱいハイタッチができて楽しい大会だとか、そんなうたい文句にさそわれてエントリーしたものの、他の大会との比較をしようもなく。いったい自分がどのくらいで走れるかもわからないので、レースプランはしごく単純に、「上りはめいっぱいガチで、走れる部分は全部走る。下りは脚への負担を見極めながら、無理をしないで。」という感じで臨みました。

当初はぼっち参戦を覚悟していたのですが、ローラさんに声をかけていただき、ブログ村からの参加グループに混ぜていただくことができました。おかげさまで、皆さんと一緒にワイワイと楽しく過ごすことができました。本当にありがとうございます。レースレポの前に、一言ずつですがお礼を。

★ローラさん★
旅行のとりまとめから運転まで、本当に何から何までお世話になり、ありがとうございました。体調はもう大丈夫でしょうか? 少しゆっくりして、コンディション戻してくださいネ。またあの美麗なチャイナ姿を拝みたいです。

★ankoさん★
美女ふたり~。ローラさんのピンクとankoさんのブルーの対比がとっても鮮やかで。お互い引き立てあっていましたね。ankoさん相当いける口で、呑兵衛のわたし、とっても嬉しかったです。またぜひご一緒させてくださいネ。

★ロボッチさん★
大根めっちゃ可愛かったです。それに加え、ロボッチさんの女子力の高さにコッコ感激。食事のときにみんなのご飯をつけてくれたりお茶いれてくれたり、宴会のときもはっと気がついたらロボッチさんが空き缶あつめて片付けてくださっていましたネ。さりげない気配りができる女子、ステキです。はやく記憶を美化してください。来年もぜひご一緒したいです。

★すーぴーさん★
安曇野ハーフに続いて、またしてもご一緒できて楽しかったです。信州いいですよねえ。次もまたご一緒できそうですネ。ぜひぜひ、楽しいお山の世界へ♪ 今後ともよろしくお願いいたしまーす。

★kinさん★
すてきなお宿を手配してくださって本当にありがとうございました。ご飯もおいしかったですし、サービスも最高でした! あと、いただいたお土産。帰りのあずさの中で、がつがつ食べてしまいました。遠くからあんなにたくさん持ってきてくださって、ありがとうございました。ご馳走様でした!

★san-anさん★
やっと走るバットマンが拝めましたぁ~。スライドでハイタッチできて、コッコ大感激です! 一緒に写った写真、RCのみんなに自慢しました。みんな、あまりの完成度に目がテンになっていました。
またぜひ大会などご一緒させてくださいませ。

★リンガンガーさん★
いろいろなレポで、お名前&お噂はかねがね。でもなかなかゆっくりお話できるチャンスがなく。今回、いろいろお話できて楽しかったです。でも、トレイルのお話を聞きそびれました!(><) またお話ができるチャンスがありますように。今回はご一緒させていただき、ありがとうございました!

★だれやねんさん★
今回も、たくさんお世話になりありがとうございました。ゴールの後、引き返して応援とは……悪天候の中、なかなかできることではないですよ~。とっとと宿に戻って温泉&ビールだった自分、深く恥じ入りました。だれやねんさん、本当に漢! みんなが惚れちゃうのがわかります。
今度はぜひ、日本平桜マラソンを走りにいきたいです。焼津と日程かぶらないことを祈っています。


さて、レポです。
前述したとおり、ブログ村の宿泊に混ぜていただけることになったので、12:00ちょっと前に松本駅に着くあずさで前日入り。
そして、あずさの中で、はやくもひとり宴会開始。

行きのあずさで.jpg

松本駅には、ローラさん、ankoさん、kinさんがお迎えにきてくださっていて、程なく合流したsan-anさんとだれやねんさんと一緒に、まずは酒屋さんへ。
いつもお世話になっている、相澤酒店。信州の地酒が豊富で、電話での通販もできるので、頻繁に利用させていただいています。ここで大信州を2本とワインを仕入れ、駅前に戻ってお昼ごはんです。

今回は、コッコチョイスで、お蕎麦と馬刺しが美味しい店を選んでみました。ここで、ロボッチさんとすーぴーさんも合流。車の運転をしていただくローラさんやロボッチさんには申し訳ないことに、わたし+αの面子は、大信州のスパークリング、クイクイいっちゃいました。美味しかった~★

馬刺し.JPG

蕎麦.JPG

ローラさんの車に乗せていただき、乗鞍へ。到着後、宿にチェックインする前に、まずは前日受付へ。参加Tシャツは、TENのデザインでした。でも案の定、チビのコッコさんには大きすぎました。残念です。
そのあと、お宿にチェックイン。車を降りた時点で、すでに周囲は硫黄の香りがプンプンしています。宿の構えは古かったですが、きれいに掃除がしてあって、おもてなしも素晴らしく、いいお宿でした。夕食も、山菜の天ぷら、鴨鍋、岩魚の塩焼きや信州サーモンのお刺身など、地元の食材を使ったお料理で、ボリュームもたっぷり。たいへん美味しくいただきました。

夕食の鴨鍋と岩魚.jpg

そのあと宴会ということで、たっぷりお酒や食べ物を用意していったのですが……夕食が豪華すぎて、みんなお腹いっぱい。だいぶ余ってしまいました。「大酒呑みか大食漢がいらしてくだされば!(><)」と、チーム中部はたーはるパパさんがいらっしゃれなかったことを深く嘆いておられました。

宴会.JPG

翌朝の号砲は8:00と早めなので、22:00過ぎには宴はおひらきに。睡眠不足は高山病を誘発するので、早々に就寝しました。……ま、アルコールも誘発するのですが。なので、微妙に自粛。日本酒は二合程度にしておきました。


レースの朝は5:00起床、5:30から朝食です。白いご飯が美味しいおかずが揃っていましたので、朝からご飯をおかわりしました。三杯いこうと思えばいけましたが、フルのレースではないですし、号砲までは2時間半しかないので自重しました。結果的に距離短縮だったので、自重して正解でした。

準備をして、宿を出発します。
バットマンにジョーカー、チャイナ美女'sに可愛い大根……とっても目立つ集団です。普通の格好をしているのは、わたしとすーぴーさんとkinさんだけ(笑)。途中、子どもに逃げられたり、周囲のランナーさんたちの視線を独占したりしながら、会場までは徒歩でだいたい15分程度という感じでした。

夜中じゅう降り続いた雨は、明け方にはあがっていましたが、空は曇天。いつ降り出してもおかしくない空模様でしたし、折り返し地点の標高は2,700m、周囲は雪の壁。天然の冷蔵庫です。
今回わたしは、ピーカンだったら戦闘服(ノースリーブのランシャツ・ランパン)、曇りや雨だったらアーミースタイル(C3fitのリーフ柄のロングタイツ&アームカバー)と、ウェアは二種類用意していったのですが、迷うことなく後者を選択。アンダーウェアは、ファイントラックのブラタンクトップです。また、念のため持参しておいた、手袋とノースフェイスのウィンドシェルも持っていくことにしました。暑くなったら、手袋は脱いでランパンに挟めばいいですし、ウィンドシェルも腰に巻いて走ればよいだけですから。結果的に、この格好は大正解でした。

皆で写真を撮ったりしながら、号砲を待ちます。
仮装の皆さんは、スタート地点の後方に待機されていたのですが、kinさんが、「コッコさん、最初の渋滞を避けるなら、前のほうに行くと良いですよ。」と言ってくださったので、わたしは前方へ。みんなワラワラ適当に並んでいるので、ガチの大会に見られるような、横入りしただとかブロック無視だとか、そういう殺伐とした雰囲気はまったくありません。そもそも、ブロック順も何もないというラフな感じの、参加人数2,000人の大会ですからね~。

地元のシンガーだという女性の歌の応援を受け、じつにゆるーい感じで号砲です。スタートロスは10秒くらいだったと思います。ま、タイムは気にしても意味のない大会なので、それはまったく問題ないのですが。

それなのに、わたしが前方に行ったのは、最初からそれなりに走りたかったからです。「上りは精一杯ガチる」と決めていましたので、せっかく走れる、まだ傾斜もゆるくて標高も低い場所が渋滞になって走れないのはもったいないなと思いまして。前方スタートでしたので、すぐに集団はバラけて、200mもいかないうちに、周囲と自分のペースが同じになりました。

さて、ここからは各区間ごとに。
大会公式に載っていた、ばっくりとしたコース高低図はこんな感じです。

乗鞍コース高低図.jpg

■スタート~第一エイド(7km)
5'45-6'14-6'06-6'15-6'22-6'44-6'08

最初の1km、5'45。斜度としては、富士登山競走の、浅間神社から先くらいな感じで、十分走れる斜度でした。入りとしてはまずまずです。
でも、「ちょっとヤバイかな」と思ったのは、周囲のランナーさんたちを見て。あきらかに、格好も体つきも、サブ3.5レベルではありません。しっかり引き締まった肉体で、走り方もきれい。いつものマラソンレースでスタート地点で一緒になるランナーさんとはあきらかに雰囲気が違うのです。コッコごときが混じってはいけないオーラを感じましたが、「ええい、一か八か、つけるところまでついてみよう」と、そのまま流れに乗りました。

▼だれやねんスポーツ提供
周囲のランナー様の脚、レベル高すぎ。
周囲のランナーの脚すごい.jpg

乗鞍のコース、走るのは初めてだったので、このあとの斜度がどうなっているかは、コース高低図でざっくりとアタリをつけた以外はまったく見当がつきません。頼りになるのは富士登山競走の試走のときの感触と、ハーフのレースの経験だけです。上りは18.5kmでハーフより短いですが、時間的にはほぼ同じか、それよりも長いくらいのはず。余裕度はハーフのレースを参考に、斜度に対するペースの感覚は、富士登山競走の試走のイメージを参考にしながら走ります。

7km地点の第一エイド(最初の関門で、復路ではゴール地点)までは、坂の緩急はありますが、十分走れる坂でした。脚は極力使わないよう、でも心肺は適度に追い込みつつ、息遣いは周囲の(いかにもベテランっぽい)ランナーさんの息の弾み具合を参考にしながらペース調整して走りました。


■第一エイド(7km)~第二エイド(12km)
6'08-7'00-6'31-6'35-6'57

ここのエイドではじめての給水。今回は曇天でしたので、7kmドリンクなしでも問題ありませんでしたが、晴れていたら少しきつかったかもしれません。
走り出してすぐに、暑くなってきたので、着ていたウィンドシェルは脱いで腰に巻きました。

▼脱いだところをだれやねんさんに激写されていました。
ウィンドシェル脱いだ.jpg

ここから、若干ですが坂の斜度が増してきます。ずっときついということはなく、きついのをしばらく頑張れば、またゆるくなって…の繰り返しなのですが。
このあたりから、「急坂はストライドをせばめて呼吸を温存しつつ、でもピッチは落とさずに走り、斜度がゆるんだら、すぐにストライドを戻してペースアップする」という、緩急のある坂の走り方の要領がつかめてきました。

第一エイドまでで、上りはようやく1/3を終えたばかり。コース高低図を見る限り、12km~14kmがきつそうなので、12kmまでは温存気味に走ります。とはいえ、7'00を出しちゃったのはマズかったです。次回走るときは、この区間は6'50までにおさめておきたいです。
第一エイドから第二エイドまでの区間、わたしは少し垂れてしまい(まだ先があると思って、めいっぱい頑張るのが怖くて温存しすぎた)、15人くらいに抜かれました。中には女性も2名いらっしゃいました。お二人とも、すばらしく引き締まったランナーのカラダでした。「コーチが常々おっしゃっている、『コッコさんはまだランナーの脚になっていない』というのはこういうことなんだ、こういうカラダにならなくちゃだめなんだ、わたしはまだまだ開拓の余地ありまくりだ。」と思いながら、力強く坂を漕いでいく後姿を見送りました。

途中で雨が激しくなってきたので、腰に巻いていたウィンドシェルをまた着込みました。標高も高くなって寒さも増してきていましたので、これは持ってきて大正解でした。


■第二エイド(12km)~第三エイド(14km)
7'40-7'16

コース高低図を見る限り、この区間が一番きついです。何度も何度もヘアピンカーブがあります。ここではじめて、きつい坂のヘアピンカーブのインを走るときに、歩きを入れるようになりました。
全部走っている人もいるのですが、アウトを走って登っている人と、インを歩いて登っている人とがほとんど同じくらいで合流を果たしているのを見て、歩きの人の真似をしました。

事前に、「上のほうはみんな歩いていますよ。全部走るのは上位10人くらいなんじゃないのかな。」と聞いていたので、一番斜度のあるこの区間は、皆さん戦略的歩きなのかと思っていたのですが、周囲が普通に(ヘアピンカーブのイン以外は)走っているので、わたしも歩けません。体力的にも、キツイはキツイですが、脚はまだ普通に残っていますし、呼吸も限界まで追い詰められている感じではないので、歩く理由も見当たりませんでした。

この区間で、先頭ランナーがスライドしてきました。
すばらしいスピードで駆け下りながら、こちらの声援に「おう!」と応えてくれています。
フルマラソンだと、トップランナーは走りに集中していて、応援は聞こえていても応答はないことが多いのですが、乗鞍は、トップもその次も、上位選手もことごとく声を出してエール交換してくれるのです。すごいです。
そのエール交換が嬉しく、声を出すことでこっちも気合が入るので、わたしも、「ファイト!」「ナイスラン!」と、選手が通過するたびに声を出しました。

やがて、男子トップから20人来たかどうかくらいのあたりで、女子のトップも来ました。ものすごく速い! さすがに苦しそうに顔をゆがめて走っていますが、「女子ファイト!」の声援に、苦しそうながらも片手をあげたり、小さく頷いたりしながら声援に応えています。

トップとのスライドに力をうけ、わたしもヘアピンカーブを1つ1つクリアしていきます。「よーし、きついのは14kmまで。そのあとは多少ゆるくなるはずだし、雪の壁のボーナスステージが待っている。頑張るぞっ!」と思っていたら、スタッフの方が、「山頂の天候が安定しませんので、23kmに短縮します。この先のエイドの先で折り返しです!」と。うっそーん。


■第三エイド(14km)~折り返し(15.5km)
7'08-5'55

第三エイドで最後の給水を取りました。周囲はガスがたちこめて、雪渓もたくさん見えてとても幻想的な雰囲気です。距離が短縮されてしまいましたので、折り返し地点まで、上りはもうほとんど残っていません。最後のふんばりだと思って、ガシガシと坂を登っていきます。
そして、折り返し。本当はこの先まで行きたかったですが、天候不良なので仕方がありません。主催者も苦渋の決断だったと思います。山の天気を舐めてはいけませんし、事実、皆さんのレポートを読むと、このあたりは、寒くてたいへんだったみたいです。
わたしが通過したときは、ガスと雨はありましたが、幸いにも風はさほどでもなく、自分の体が火照っているせいもあって、寒さはまったく気になりませんでした。


■折り返し(15.5km)~ゴール(23.5km)
4'31-4'26-4'24-4'25-4'25
4'36-4'24-4'15-4'18

15.5kmで無念の折り返し。でも、折り返して下りになったとたん、脚がかるぅ~い! 重力だけでグイグイと風を切って進んでいきます。ヒャッハー★
下りはガチる気はなくて、脚への負担と相談しながら……と思っていましたが、逆にスピードを落とそうとブレーキをかけると太腿にバンバンと衝撃が。(><)
カラダの軸をしっかり保って、なるべく踵着地にならないよう、ソフトに着地するように意識しながら、重力に逆らわずにくだっていきます。

シューズをレース用の薄いWaveSpacerDynaにしたのは、着地衝撃のことを考えると冒険でしたが、今回は雨で路面が濡れていましたので、逆にしっかりグリップが効くシューズでよかったと思います。とにかく滑らないように、転ばないように。それだけは気をつけて坂を駆け下ります。

途中で、スライドのランナーさんから、「女子10位、ファイト!」って声をかけていただきました。うげ、10位? そんなに上位? 10位と11位では、どちらも入賞には縁がない順位とはいえ、何となく響きが違います。「下りは苦手だけれど、この順位をキープできるように頑張ろうかな。」と、ここで野心がチョロリと頭をもたげました。第10回大会なので、10位に何かビンゴ賞とかがあったとしら、もっと必死になったかもしれません(笑)。

スライドでは、上りで苦しいはずなのに、対岸のランナーさんたちが、たくさん声をかけて応援してくださいます。下りなので心肺には余裕があるので、精一杯それに応えて走ります。

しばらく走っていると、遠目でもはっきりわかる、プーさんが。
「だれやねんさぁ~ん!」「うわ、コッコさん、はえぇよ!」
だれやねんさん、あわててカメラ構えてくださいましたが、シャッターを押していただく前に、コッコさん、トテテテテ…と通過。急坂だったので止まれませんでした。も、申し訳ない…。

その直後か直前か、「コッコさんですか? ファイトォー!」って、男性からお声をかけていただきました。いつもの戦闘服ではなかったのに、よくぞ判別してくださいました。ありがとうございます。

続いて、kinさん、すーぴーさんとスライド。その後も、スライドするかたの半分以上が、「ガンバレー!」「女子ファイトー!」って声をかけたり、ハイタッチしたりしてくださいます。嬉しすぎてテンションUPです。こちらも「ファイト、ファイトー!」とお腹から声を出し、ハイタッチしながら走ります。

やがて、バットマンとジョーカーのコンビ。「イェ~イ!」とハイタッチ。仮装が仮装なので、雨が酷かったら7kmでやめるかもと聞いておりましたので、スライドできて嬉しかったです。でも、あの衣装、雨に濡れて本当に重そうでした。それは、プーさんもですけれど。

次にスライドできたのはankoさん。遠目でもキラキラしていて可愛いチャイナ♪ 笑顔でエール交換です。
あとは、ローラさんとロボッチさんを残すのみ。ankoさんとスライドしてからは、対岸は、ほぼ徒歩組になっています。

「この雨で徒歩は寒いだろうな。大丈夫かな…。」と思っていましたら、いっちさんとローラさんを発見しました。ふたりとも顔が真っ白できつそうでした。うう、頑張れ~。続いて、ロボッチさんともスライド。ロボッチさんも、仮装の大根並みに顔が白くて、唇も紫色に。もう、「ロボッチさん、ファイトー!」としか言えませんでした。

これで、知り合いとのスライドはすべて終了です。ちなみに、下りに入ってから、5人くらいに抜かれました。抜かれるたびに、「男性かな? 女性かな?」ってドキドキしてしまいましたが(浅ましいわたし)、幸いにも全員男性でした。逆に、わたしが抜いたのは、あきらかに脚にトラブルを抱えていて、「無理しないんです」という走りをされていた男性1名のみ。やっぱりわたし、下り、ヘタだ。(><)

スライドのおかげでだいぶ気持ちよく走れましたが、下り区間は(短縮されたとはいえ)約9km。だんだん飽きてきました。最初は「重力万歳★」って思ったんですけど。

28kmの看板(あと2km)の看板を見たときには、正直ほっとしました。
「あと2kmだったら、もう少しガチってもいいかな?」と、ここではじめて、接地をソフトに行わず、地面を叩きにいく、スピードを出すフォームに切り替えました。練習でのラスト1kmの全力走に近いペースなので、下りなのに息があがります。でもあと2kmですから。

そのまま、転がるように坂を駆け下って、ゴール♪
幸いにも、前後にランナーが密集しているような状態ではなかったので、人を避けるためにブレーキをかけることもなく、気持ちよく坂を駆け下ることができました。


完走証をいただいて、荷物をピックアップし、すぐにバスへ。
後から聞いた話ですと、もう少しあとの時間帯からはバス待ち30分なんていうこともあったようですが、わたしはラッキーにも待たずにバスに乗れまして、自分が乗ったら数分で発車でした。
バスでスタート地点に運んでいただき、そこで下車。着替えずにバスに乗ったので、バスを降りたときにはすっかり体が冷えてしまっていました。歩いていると、めっちゃ寒い!(><)
「こりゃいかん」と、宿までの道は、体を温めるためにジョグで戻りました。

今回宿泊させていただいた宿は、宴会場にもなりそうな大広間をランナーの荷物置き場に解放してくださっていて、温泉も使ってよいとのことでした。ありがたく、温泉にドボンさせていただきました。はやめの帰還だったせいもあり、温泉貸切~♪ いったん体を温めたあとに、しぶしぶ冷水でアイシングし、再び温泉へ。骨まで蕩けそうなほど、長湯しました。

温泉からあがって、戻ってくる仲間のために(昨日の宴会の残りの)食べ物の準備をし、一足お先に缶ビールをプシュー。ほどよくいい気持ちになっている間に、続々と皆が戻ってきました。
スライドしたときに真っ白な顔をしていた、ローラさんとロボッチさんがなかなか戻ってこなくて心配でしたが、おふたりとも何とか無事に(?)帰還。全員、大事に至らずよかったです。わたしが走っている間は、雨はそれなりに降っていましたが、風は気になるほどではなく、したがって気温の低下もさほどでもなかったように思うのですが、ローラさんたちが第三エイドあたりに到達した頃は、暴風雨だったみたいです。そんな中、よくぞ頑張って走りきったと……みんな、本当に強いなあ。(><)


乗鞍天空マラソン。
標高1,500m~2,700mまで18km上って、1,800m地点まで12km下ってきてゴールの30kmのロードレースなんてほかに類がないですが、個人的にはすごく楽しかったです。上りも下りも、いい練習になりました。

これだけ延々と走れる斜度の上りが続く場所はそうそうないと思いますし、一人で走っているわけではないので、周囲のランナーさんの走り方がとても勉強になります。
下りは下りで、わたしは苦手なので、もう少し上手に下れるようになりたいと思いましたし、ところどころ、「あ、今は上手に下れているかな」って思える、収穫的走りができた箇所もありました。

聞くところによると、このコースは、フルマラソンのタイム-30分くらいが完走タイムの目安だとか。……であれば、ぜひとも3時間切り、できれば2時間50分を切って走ってみたいものです。
今回、距離短縮で、23kmとか24kmとか、情報が錯綜しておりますが(Garminでは23.5kmでした)、何にしてもあと6km~7km距離が長かったはずで、半分が上りで半分が下り。上りは、第三エイドからの斜度を見る限りでは6'30くらいでは上れたと思いますし、下りはおそらく4'30くらい。平均LAPで5'30。7kmだと38分30秒。それを単純に今回の完走タイムに加算すると、2時間54分12秒といったところです。距離が伸びる分、単純計算ではいかない(もっと遅くなる)ことを考えると、今回、(30kmだったとして)、3時間切りができたかどうかは微妙なラインです。2時間50分切りは絶対に無理だったでしょう。

天候だけは残念でしたが、来年は晴れることを信じて、また参加したいです。そして、来年はぜひとも、2時間50分を切れる実力をつけて、乗鞍の坂に挑みたいと思います。

最後に。
こんな高所かつ悪天候の中、立ち止まっているぶんランナーよりも雨や寒さがつらかったはずなのに、ずっと笑顔でランナーのために尽くしてくださった、大会スタッフやボランティアの皆さまに、心から感謝申し上げます。
また、この大会をご一緒してくださったランナーの皆さまにも、お礼を。トップ選手から最後尾まで、全員がもれなくエール交換をしあう大会なんて、わたし初めて出会いました。本当に素晴らしいと思いました。

来年こそ、雪の壁と乗鞍の絶景を拝めますように。

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【速報】乗鞍天空マラソン [レース]

天候不良で23kmに短縮されてしまいました。無念…。

とりあえず、今日の折り返し地点までは、ヘアピンカーブの角以外は全部走った。
でも帰りのバスで一緒になったかたいわく、その上がキツイんですってね。
来年リベンジだ〜!

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【旅レポ】安曇野ハーフマラソン【後日】 [レース]

レースのあとは、身繕いをして、電車に乗って再び松本へ。
登山も一緒にする大学時代の親友と待ち合わせ、温泉宿へ。
(待ち時間の間に、ビールと天蕎麦、そしてソフトクリームまで食べたのは親友には内緒です。)

登山の帰りに、そうでなくてもちょっと頑張った自分にご褒美をあげたいときに。年2回程度ですが、ここ十年くらいずっと通っているお宿です。
若いころは、あちこちに出かけてステキなお宿を発掘するのも楽しかったのですが、歳のせいか、最近では「間違いのない、馴れたところ」に落ち着く傾向が。(^^;;

まずは大浴場で全身の塩を洗い流します。
大浴場の露天.jpg

大浴場の露天風呂も良いですが、やっぱり広々とした半露天が好き。
立ち湯.jpg

眼下には渓流。
渓流が見える.jpg

温泉でゆったりと疲れた筋肉をいたわって……テラスへ。
テラス席.jpg

ただでさえ春の遅い信州、標高600mくらいの松本でもまだバラが咲き残っていましたが、ここは標高1,000mの山の中。関東の感覚だとまだGWくらいの爽やかな気候。
新緑が瑞々しく、吹く風は心地よい…。

サービスのシャンパンで乾杯です★
しゅわしゅわ.jpg

たわいもない話から、「この夏の山はどこに行く?」なんていう心躍る計画まで、親友とあれこれとおしゃべり。


そうこうしているうちに夕食の時刻になったので、ダイニングへ。
夕食のテーブル.jpg

この宿は、和食か洋食かを選べますが、わたしたちは田邊真宏シェフのフレンチが好きなので、いつもだいたい洋食チョイスです。
田邊シェフ、ちょっと前までは、ところどころに彼らしい「日本のフレンチ」のテイストを入れてアクセントを効かせている程度のナチュレフレンチでしたが、今回はかなり弾けていました。

スープのあと……真菰筍。オブジェは葡萄の蔓ですね。
まこも竹.jpg

会田の地卵と玉蜀黍。
たまご料理.jpg

菊芋と帆立。
菊芋.jpg

信州サーモン。このあたりからお皿が白くなって、ようやく弾けっぷりも下火になってきました。
信州サーモン.jpg

野菜のリゾットやら天鯛のお料理やらを経て、メインは地鶏。友人は牛のサーロインをチョイス。人参が甘くて美味しかったです。
メイン.jpg

今回は、せっかく安曇野ハーフを走ったので、あわせるワインも、安曇野ワイナリーのシャルドネ→メルローのタスキリレー。
シャルドネは少し甘めだったので、バターのきいた重ためのフレンチだったらあわなかったかもしれないですが、田邊シェフのフレンチには和食材がふんだんに使われているので、日本のワインとの相性もよくて、とても美味しかったです。

デザートが4品くらい出て終了です。甘いものに興味のないわたしは、デザートは半分くらい友人に食べてもらい、チーズをもらってメルローの残りをクピクピしておりました。これはナンダ…? クリームブリュレ? 
デザート.jpg

友人はそのあとアロママッサージに行き、わたしは夜の露天を楽しんで、その日の晩はあっという間に眠りについたのでありました。



翌日も良い天気。
朝風呂を楽しんで、朝食前に付近を散策。標高が高いので、朝は特に気持ちが良いです。渓流沿いをポクポクとお散歩♪
散歩.jpg

散歩道祖神.jpg

朝食もかなりボリューミー。
ドリンク。レモンミルク、りんごジュース、人参ジュース。
朝食のジュース.jpg

サラダ。ルッコラの苦みが美味しかった★
サラダ.jpg

メインのエッグベネディクト。食べきれず、ベーコンのほうの半分を友人に助けてもらう羽目に。
エッグベネディクト.jpg

このほか、クロワッサンやらオマールエビのスープやら。
デザートにフルーツ&シリアル。
シリアル.jpg

昨日から本当に食べすぎです。ハーフマラソンしか走っていないのに……。
でもまあ、いつもの生活に戻ったら、またいつもの貧相な食生活に戻るので、ここにいる間だけは、思いっきり贅沢をしても罰は当たらないでしょう(笑)。
たまにはこういうお楽しみもないとねぇ~。

送迎の時間まで、ロビーでフリーコーヒーなどをいただき、ついでに秋の予約も入れておきました。

ロビー.jpg

フリー珈琲.jpg

大阪マラソンの翌週です(笑)。鉢伏山の紅葉と、茸尽しの秋の味覚を心おきなく堪能するためにも、大阪マラソン、頑張って走らねば!


そんなこんなで、レース&観光で、たっぷり充電してまいりました。
アルコール抜き&脂肪燃焼ラン、頑張りま~す。
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【旅レポ】安曇野ハーフマラソン【当日】 [レース]

本日は、旅ランでグビグビいきすぎたアルコール&美食でついた脂肪おとしジョグ(笑)。湿度は高かったですが、かなり涼しく、気持ちよくジョグすることができました。5'40~6'00で11km。


さて、旅レポです。本日はレース当日編。

レース当日、起床は5:30。6:00に朝食を食べて、6:30にホテルをチェックアウト。松本駅から電車に乗り込み、豊科駅を目指します。車内には、同じレースを走るんだろうなというランナーの姿もいっぱい。……とはいえ、5,000人規模の大会ですので、電車には十分空席がありました。車窓を流れる美しい安曇野の景色を眺めつつ、20分くらいで豊科駅に到着。

そこから大会の用意してくださったシャトルバスに乗り換えて、会場となる豊科南部公園へ。広々とした公園には、大会Tシャツを身にまとったランナーさんたちがいっぱい♪ この大会、Tシャツをゼッケンと一緒に先に送ってきてくれていまして、「よければぜひこのTシャツを着て走ってください」とレターが添えてありました。
とても可愛いデザインのTシャツで、ぜひ着て走りたかったのですが……コッコさん、またしてもチビの悲劇ですよ。試着してみたらダボダボでした。一番小さいサイズを選んだのにな。(涙)
そんなわけで、服装はいつもの戦闘服でした。

「のべさんにお会いできるかな~」って思ったのですが、大会Tシャツの次に多かったのが、松本山雅のユニフォーム。関東の大会では目立っても、山雅のお膝元ではたくさんいすぎて探し出すことができませんでした。

会場.JPG

ほんとうにいいお天気で、雲ひとつない快晴!
近景には、満々と水をたたえ、植えられたばかりの稲が風にゆれる水田と、収穫を目前にした黄金色の麦畑。遠景には、残雪が残る北アルプス。最高の景色です。

▼写真はオフィシャルfacebookより拝借
オフィシャルより拝借1.jpg

準備をし、整列場所に向かいます。
わたしは今回、1時間50分で自分のタイムを申告したのですが、Aゼッケンをもらえました。先頭ブロックなので、前のほうにはガチな格好をした速そうな方たちが並んでいます。
そのまま流れに乗って、整列ブロックの端っこを後ろのほうに向かって進んでいくと……ほぼ最後尾、Bブロックとの境の5mくらい手前に、前にいる方との間をだいぶ空けて、慎ましく佇んでいるすーぴーさんを発見! わーい、お会いできてよかったー!
「コッコさん、こんなに後ろで大丈夫?」とおっしゃるすーぴーさんに、「いいんです、今日は楽しく走るのです♪」と、すーぴーさんと一緒に列に並ばせていただきました。グロスタイムでの資格タイムクリアがかかっている大会だったら別ですが(そういう大会だったら、かすみがうらみたいに気合入れて早くに整列します)、この大会はそういう位置づけではないのです。
すーぴーさんと出会えたおかげで、スタート前の時間を楽しく過ごすことができました。すーぴーさん、ありがとうございました★

整列してから約20分後、ブラスバンドによる「信濃の国」の演奏を聞き、大会ゲストの有森裕子さんの激励を受けて、9:00ちょうど、安曇野ハーフマラソンがスタートしました。

コースマップ.gif

※今回のGarmin計測では、わたし、20.92kmしか走ったことになっていません。196m足りていないのですが、面倒なので1kmごとのLAPはGarminベースで書きます。(この距離ならだいたい1分ちょっと切るくらい、1km換算で2~3秒のズレですかね。)

Aブロックほぼ最後尾からのスタートとはいえ、スタートロスはたったの21秒。スタートゲートをくぐると、コースはすぐに緩やかなくだりになりました。
「最初はゆっくり入るのだ~♪」と思っていたのに、周囲がけっこうなスピードで突っ込んでいったので、つられてわたしもけっこういいペースに。でも、くだりなので息があがることもなく、気持ちよく走れます。「3km過ぎからはのぼりになるから、楽しく走れる間はこのままいこう。」と、あえてペースは落とさずに、体感にまかせて走ることにしました。

最初の500mくらいは、集団のペースよりも極端に遅い方が前方にいたりして、抜くときにぶつからないようにと少々気を使うのですが、そういうのもはじめのうちだけです。最初の1kmの看板のあたりでは、混雑もばらけて、集団と自分のペースも同じくらいになり、走りやすくなりました。

下り基調の最初の3km、4'33-4'27-4'29

当初のレースプランでは、1時間45分くらいでまとめるつもりだったので、「平坦と下りは4'45前後、上りは4'55まで許容。どんなにタレても5'00は見ない。」と思っていたのですが、思ったより体が動くので、1kmごとのLAPを5秒ほど上方修正することにしました。「平坦と下りは4'40前後、上りは4'50を見ないように」。これで走れれば、松目標の1時間40分になります。

3kmから6kmまではゆるい上り。
4'34-4'40-4'41
いい感じであります。想定よりも速いラップです。4km過ぎにはJR大糸線を越える橋のアップダウンもあったのに、けっこういいペースでまとめています。

ここから7kmまでは平坦で、7km~8kmは大きくくだって、9~10kmで登り返すなだらかなアップダウン。
4'34-4'25-4'33-4'39

7~8kmのくだりでは、4'25と今回のランの最速ラップが出ました。今日は本当に調子がいいみたい。でも、「調子に乗って飛ばしすぎて、あとで手痛いしっぺ返しが来るかも。ラスト18kmからゴールまでは上りだし。」という一抹の不安も頭をよぎります。

10km通過が45:25。いや本当にいいペースですよ、わたし。

中間点を過ぎてから、脚が疲れてきてストライドの伸びが悪くなってきた自覚はありましたが、そのぶんピッチをあげて、ペースの落ち込みを最小限に食い止めます。
そして、このあたりから、コースは拾ヶ堰の農業水路沿いを走る、このコースでも屈指のビュースポットに。めちゃくちゃいい景色! 苦しいけれど、癒される~♪
4'39-4'43-4'43

▼またもや写真はオフィシャルfacebookより拝借
オフィシャルより拝借2.jpg

14kmで最低地点。13~14kmは下りなので、ここで呼吸を落ち着かせ、あと7kmのふんばりに備えます。
4'31

14km~18km。多少のアップダウンはありますが、ほぼ平坦。
ここをまがりなりにも粘れたのは、たぶん有森裕子さんハイタッチ効果…。
有森裕子さん、スタートのお見送りだけではなく、コースのあちこちに出没しては、元気いっぱい声をかけながらハイタッチをしてくださったのですが、15km過ぎのポイントでは、わたし、声をかけていただけたんですよね。
このあたりでは女性ランナーはまばらになっていたせいで、「わー、有森さんだぁー!」とハイタッチしていただこうと寄っていったら、「いいよ、女子、グッジョブ!」って。
しっかり目を見て頷きながらの、とっても力強い声援をいただけました。あ、有森裕子さんと視線があった……★ これで超テンションアップ!
4'42-4'37-4'38-4'45

18kmからは上りです。でも、もうあと3kmチョイしかありません。
調子に乗って突っ込んでしまったので、脚もキツければ呼吸もハァハァになっていますが、最後はもうメンタルの勝負です。
ここでタレたら絶対に後悔するので、ありとあらゆる「脳みそだまくらかし作戦」を発動します。

あと3km……キロ5で走ったって、あと15分の我慢だよ。
あと3km……インターバル、あと3本、この呼吸ならやれるでしょ?

そうこうしているうちに、あと2km。
あと2km……10分くらい我慢できるでしょ?
あと2km……喜多や飛騨高山はもっと途方もない距離残して頑張ってるんだよ?

そして、あと1km。
あと1km……ラストスパートだよ、つべこべ言わず、出し切れやーー!!

ラスト300mほどは、スタート時にくだってきた、けっこうがっつりな上り坂。「あの坂の頂上こえたらすぐゴールだよ~!」の声に、ラストスパートをかけます。
このラストスパートで、とうとう喉から声が出ましたが、もう構ってなんていられません。最後の最後の上りになって歩いてしまっている人を、「うわあ、なんてもったいないことをしているんだー!」と思いながら、バッサバッサと前をかわして坂を駆け上がっていきます。
坂を駆け上がると、確かにすぐにゴール。100mくらいしかありません。ゲートめがけて、必死のパッチで駆け抜けます。

4'40-4'41-4'12(=4'33/km)

はい、お疲れ様でしたーー!!

Garminをストップさせて、ゼイゼイ喘ぎながら、導線に沿って進んでいきます。
すぐにスポーツドリンクのペットボトルをいただけて、キャップをあけて一気飲み。完走証を受け取り、チップを返却していたら、「広場北側で、ランナーの方におむすびやスープの振る舞いをしていますので、ゼッケンはそのままでどうぞ~。」と、参加賞の入った袋を手渡してくださったスタッフの方に声をかけていただけました。

まだホカホカ暖かい、握りたての塩結び! しかも、「葱味噌いかがですか?」とその上にたっぷりと葱味噌を乗せていただけました。
そのほかにも、トマトやマシュマロ、玉葱のスープなど、両手にたくさんいただいて、陣地に戻ってむさぼるように食べました。すごく、すごく美味しかった~!(><)

参加賞は、「重たいな……なんだろう。お蕎麦かな?」と思ったら、なんとお米でした。わーい♪

完走賞のお米.jpg

こうして、わたしの楽しかった安曇野ハーフマラソンは終わったのでした。

ゴール後の駅までの送迎もスムースで、エイドや応援含め、第一回大会とは思えぬ充実したサポートっぷりでした。
こんな素晴らしい大会を開催してくださった大会スタッフの方々、多くのボランティアの方々、そして沿道で応援してくださった安曇野市民の皆さまに心よりお礼申し上げます。

わたしがなんだかんだ書くよりも、大会が作成された報告ムービーを見ていただいたほうが、この大会の素晴らしさが伝わると思います。よろしければぜひご覧ください。



……あと1回、「後日編」を書きます。ほぼ呑んだくれ日記ですが。
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【旅レポ】安曇野ハーフマラソン【前日】 [レース]

信州安曇野。松本盆地の北西部に位置する、美しい山と豊かな水、そしてきれいな空気に恵まれた、本当に美しい扇状地。
わたしは父母がともに松本の出なので、幼少の頃から盆暮れ正月の帰省で訪れ、長じてからは両親の実家はなくなってしまったのですが、登山の起点となる岳都なので、やはり頻繁に訪れ。
正確に言うと、安曇野市は松本市ではないのですが、まあお隣さんということで、安曇野には勝手に親近感を持っているのであります。

そんな安曇野で、マラソン大会が開催されるということで、「これは行かねば!」とエントリー。緑滴る六月の安曇野を、こころゆくまで堪能してきました。

今回は、マラソンの記事は若干控えめ(?)にして、旅レポ風にお届けします。

マラソンスタートは9:00、当日入りは絶対に無理だし、信州の遅い春を楽しむ気満々で、今回も前泊。マラソン会場へのシャトルバスが出る豊科泊でもよかったのですが、飲み屋が充実しているのはやはり松本なので、松本に宿をとりました。

国宝、松本城。
松本城.jpg

小さい頃は、夜風に乗って響いてくる盆踊りの音楽を聞きながら、祖父の家の二階で従兄弟たちと雑魚寝をしたものでした。
ちなみに日本には国宝のお城は全部で4つ。犬山城、彦根城、姫路城、そしてこの松本城。別名白鷺城とも呼ばれる姫路城は本当に優雅ですし、犬山城や彦根城も洒落たお城ですが、松本城は質実剛健。山国信州のお城らしく、ずーん、どーん、という感じです。

市内には、古い町並みもたくさん残っておりまして、松本市というのはなかなかステキなところであります。
古い蔵を改築したレトロな雰囲気の喫茶店や食事どころも多いですよ。おでかけの際にはぜひ。

松本の町並.jpg

市内のマンホールの模様は松本てまり。祖父が趣味で作っていて、いくつか譲り受けました。今でも大事に玄関に飾ってあります。

マンホール.JPG

マンホールも可愛いですが、排水溝も。

排水溝.JPG

周囲を山に囲まれているため、湧き水が豊富な松本盆地。市内にはいたるところに、清水が湧き出している井戸があります。

湧き水.JPG

水が美味しいところは当然お酒も美味しいというわけで。
いつもの酒屋さんで日本酒を1カートン注文して自宅送りにしたあとは、いざ、夜の街へGO★

まずは山菜の天ぷら。こごみにタラの芽。お塩でいただきます。
お酒は大好きな大信州。ハズレのないところで、仕込四十六号。

山菜天ぷら.JPG

つぎー。馬刺。山をはさんだお隣の飛騨の国では、飛騨高山参戦のみなさまが牛を堪能されていたようですが、わたくしは馬で。県外では買えない大信州の香月があるのをみつけたので、二合目は香月に。ぷは~めっちゃ旨い~。

馬刺し.JPG

もう一品、焼き根曲がり竹でも頼んで、〆に鴨南蛮蕎麦か葱味噌の焼きおにぎりでもいただこうかと思っていたのですが、「馬は朴葉焼きもお勧めですよ~」って。えーー、じゃあそれを。

朴葉焼き.JPG

こんなん出てきたら、お酒なしというわけにはいかないじゃないですか。ねえ。
「大信州、いいのないですか?」って聞いたら、番外品の槽場詰めが出てきました。うわーん、めっちゃ幸せだ~。

明日はレースだというのに、馬の旨みが染み込んだ焼き味噌をちびちび舐めながら、本日の日本酒、三合目。まだまだいける酔い具合ではありましたが、さすがに「レースの前に四合はダメだよね。」と自重しまして、〆にざるをいただいて、お店を後にしました。ああ、これぞ旅ランの喜び。

蕎麦.JPG

フルマラソンの前日だとこうはいきませんが、ハーフや10kmだとこういうことができるので、短い距離のレースの遠征前夜は楽しいな~。
夜風に吹かれながらホテルまでブラブラ歩いて帰り、シャワーを浴びて気持ちよく就寝しました。

縄手通り.jpg
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