SSブログ

みんなの箱根駅伝★レポ【往路9区+α】 [ブログ村イベント]

往路コース.jpg

憧れの「みんなの箱根駅伝 produce by 怪盗紳士さん」に参加させてもらってきました。
もうですねー、わたし、この企画に参加するのは1年越しの夢だったので、前日は遠足に行く前日の子どもみたいに、ワクワクしすぎて眠れなかったです。(笑)

朝、6:25に起きて、スマホをスタンバイさせて、何度かリロードして、1区の皆さんがスタートしたという報告を確認してから朝ごはん。
かるりーのさん頑張ってるかなぁ」とか、「proceedさんは今日はどこまで走るのかなぁ」とか、「たかしさんにお会いしてみたかったなぁ」とか思いながら、朝ごはんを食べて、出発の準備をしました。

往路の自分の出走区間は、9区。本戦の箱根五区の前半部分です。
我が家から箱根までは、町田まで出て小田急線か、川崎まで出て東海道線が近いのですが、せっかくなのでロマンスカーに乗車。
「あ~なたはいま♪ どのそらを~みているの~? テッテレテッテ♪」と、お正月の箱根駅伝では必ず流れるロマンスカーのCMを口ずさみながら、箱根湯本を目指します。

箱根ロマンスカーにて.jpg
あ、純米吟醸酒は呑んでいません。走った後用に買いました。(念のため付記)

箱根湯本の駅で写真を撮ったり、お土産屋さんを物色したりしていると、前方にカレーパンを食べているひこさん発見! 「美味しい」と評判だそうで、つられて買って食べていると、ふらっとさんノブノブさんと、次々に合流。

……そうなの。
今回みん箱をフルに満喫したかったので、芦ノ湖宿泊ができる9区にエントリーしました。ユキさん・ふらっとさんご夫婦がお宿も手配してくださいましたし。
それは本当にありがたく、「箱根駅伝と言えば五区山登りでしょ!」を前半区間だけでも体験できるのは、とっても嬉しかったのですが……、9区は、走る皆さん猛者すぎるの……。ノブノブさん・ひこさん・ふらっとさん。そこに紛れ込む、一般人コッコ。かるりーのさん、「猛者どもの中に一般人が紛れ込む」というのは、こういう状況のことを言うのですよ!(涙) ……まあ、そんなワタクシも、翌日の復路で、輪をかけた「猛者どもの中に一般人が紛れ込む」状態になることを、今はまだ知る由もなかったのですが。

▼こちらスタート前のシューズ写真 猛者どもがいっぱい
猛者に紛れ込む一般人.jpg

荷物を預かっていただき、「頑張って!」とにこやかに手を振るユキさんとお子さんに見送られ、小田原中継所へ。
すでに1時間以上遅れているという情報はキャッチしていたのですが、律儀に集合時間の10分前にはスタート地点へ行けるように出発です。

そして……おお~っ、ここだぁ~、メガネスーパー本社前!
「山の神、柏原竜二、いまスタートぉぉぉ~!」の、あの場所です。道路にしゃがみこんで、中継ラインの青マーカーの写真をパチリ★(すっかりミーハー)

五区中継ライン.jpg

予定時刻は16:10ですが、さすがにまだ来ないだろうということで、近くの店で100年物の梅干を見たり、コンビニで時間をつぶしたりしているうちに、あれあれ? もう来た!?

想定より15分以上早いのですが、こっちに向かって駆けてくる8区の三人組。K.T.さん、梅さん、そしてmizoreさん。むっちゃ速い! 後で聞いたところ、5'30/kmを余裕で切るペースで走ってきてくださったそう。そして、途中合流のmizoreさんはそれよりさらに速いスピードでぶっ飛ばして合流してくださったそう。……そしてさらに。その前区間の7区を走った怪盗さんは、信号込みで4'10/kmという異常なペースで巻きに巻いてくださったそう。うう、山は日没との戦いなので、本当にありがたいです。(涙)
そんなみなさんの、そして1区からここまで襷をつないでくださったみなさんの、汗のしみこんだ襷をmizoreさんから受け取りました。

9区は10km、怪盗さんの予定表では1時間半の予測。給水や信号、箱根湯本駅前の歩きに20分使うとして、1時間10分。前半はゆるい登り、後半は山なので、前半の5kmを6'00/km、後半を8'00/kmとかそんな感じなのかなと予測。大平台で待っている、10区から走るランナーさんはおらず、全員宿泊組なので、終バスとかそういう心配はないものの、足手まといにならないよう頑張ろうと思いました。(足を引っ張るなら確実にわたしですから……)

でも……そんな決意とは裏腹に、はやくも3km地点で、前を走るノブノブさんに「もう少し落としてください…」と懇願するコッコ。
だって、上り基調なのに、5'20/kmとかなんだもん。このままでは、本格的な登りに突入する前に潰されてしまう。(涙)

湯本の駅前で、応援に出てくれていたユキさんに無事会えて、ここからは早足歩きの区間です。観光客でごった返す駅前を走ったら大迷惑ですから…。

湯本駅前.jpg

駅前を抜け、人がまばらになってきましたので、「残念ながら」ラン再開です。ふらっとさんとノブノブさんが先頭で引っ張ります。おお、ここが函嶺洞門! 写真を撮りたかったのですが、一番ノロいコッコがそんなことをしている時間的余裕はないので、ひこさんにお任せして、わたしは先導のおふたりに、ロックオン。

塔ノ沢あたりから、歩道のない山道の登りになります。猛者に前を走られたら殺されるので、ここからはわたくしめが先頭で。
上りにはちょっとしたコツがあって、ピッチを狭めにして、顎をしっかり引いて身体を骨盤から前傾させ、身体の真下で接地します。足を前に出して前太腿やふくらはぎの筋肉で身体を持ち上げようとすると、よほどの筋力の持ち主でないと脚がもちませんが、身体の真下で接地し、尻を使って重心移動させると、筋力のない女性でもラクに登ることができるように思います。接地も、そっと足を置くのではなく、身体の真下のツナ缶を真上から押し潰すようなイメージで、タンタンタンタンとリズムよく。そうすると、接地の反動で反対側の脚があがるので、前腿やふくらはぎを使わない走りになります。(わたしがちゃんとできているかは置いておいて、いちおうコーチ直伝)

登りに入っての最初の1km、6'24。6'30見なければいいペースかなとも思いましたが、とりあえずは大平台までだし、ちょうどリズムもつかめてきたし、わたしの他は猛者ばかりなので、もう少しペースアップ。
5'54-5'51、いい感じでキロ6を切るペースですが……あとでGarminを確認したら、山の中のせいか、軌跡がとってもズレているので、正しいかどうかちょっと自信がありません。このペース、脚は別にいいのですが、心肺のほうはキツイ。体感的には、キロ5。そうこうするうちに、大平台のヘアピンカーブに到着★

大平台.jpg

ここは、箱根駅伝の五区と六区の定点観測カメラがあるとっても有名な場所です。箱根ファンとしてはテンションあがるぅ~!
ワクテカしていたら、ひこさんが、「そろそろライトの準備をしませんか?」「写真も撮りましょう♪」と言ってくださって、ここで写真撮影休憩。う、嬉しい……写真撮れる……。優しいなあ、ひこさん。
写真の撮りあいっこをしているうちに、湯本の駅前でユキさんと一緒に車で出発した怪盗さんが「オーイ♪」と。大平台の中継所はこの少し上です。最終的に、9区はヘアピンカーブでの休憩込みで1時間9分。20分巻けたので、なんとか務めは果たせました。

わたしのエントリーはここまでの予定だったのですが、「いけそうなところまでは登る。途中でバスに乗って、芦ノ湖ゴールに先行」とお伝えしてあり、まだいけそうだったので、もう少しご一緒させていただくことに。結局、大平台中継所は、誰のINも、誰のOUTもない中継所ということになりました。
「次の宮ノ下くらいまでかな~」と思っていましたが、結局、小湧園のユネッサンまで走らせていただくことができました。
LAPは、7'27-6'26-6'02-6'53-6'45-6'32
最初の7'27は、ヘアピンカーブor中継点での休憩のときの時計止め忘れなので除くとして、平均LAPで6'31/km。このへんは、いずれは6'00/kmくらいで走れるようになれるといいですね。

箱根湯本の駅からだと、今回終わりにした小湧園前までがだいたい8.5kmで、あと5kmちょい頑張れば、ユキさんお勧めの湯の花温泉があるので(ほぼ最高地点に近い)、ここで日帰り露天風呂を楽しんで、バスで下山するなんていうイベントも楽しいかもしれないです。

小湧園前のコンビニで、怪盗さん・ユキさんに拾っていただき、襷をふらっとさんに託しました。そのまま走り続ける猛者三人(ふらっとさん、ひこさん、ノブノブさん)を見送り、わたしは怪盗さん・ユキさんと車で先行。
最高地点で猛者たちを待ち受けます。すでに日はとっぷり暮れていて、空には都会ではとても見られないほどの数の星がキラキラとまたたいていて、とてもキレイでした。

30分と少し待っているうちに、猛者たち登場。箱根山中の気温は11℃、ハアハアと息を切らしながら走っている彼らの息や、肌から発散される熱などが白く見えないのが不思議なくらい冷え込んでいました。
「頑張れ!」「男だろっ!@大八木監督のモノマネ」とエールを送り、再び先行。ゴールに近いコンビニで待っていると、ものすごい勢いで猛者たちが駆け下ってきました。
なんかもう、やりきった感いっぱいの笑顔。いいなあ……かっこいいなあ……。

怪盗さんが合流し、わたしも思わず駆け出して、最後の1.5kmほどを一緒に走りました。
真っ暗な道を駆け、芦ノ湖湖が近づいてくると……ドドーン! すごい音。
なんと、湖畔では花火大会をやっていました。

花火.jpg

狙ってきても、こんな間近では見られないだろうというような大きな花火!!
主催の怪盗さん、五区を走りぬいた猛者たち、そしてここまで一区から襷をつないできたみんなの健闘をたたえる祝砲のように感じました。

最後は、ユキさんの用意してくださったゴールテープを切って、無事に往路は終了。
あああ~~~、ものすごーーーーーく、楽しかった!!!

ゴール.jpg

そのあとは、しばし写真撮影に興じ、皆でコンビにまで走って戻り、夕食や宴会の食料など買い込んで、ホテルまで。(そして女性特権でまた車に乗せてもらったわたし……ホントすみません。山道を駆けとおしてクタクタのはずの猛者たちは、ここからまた3km、真っ暗な湖畔沿いの道(しかもそれなりにアップダウンあった…)を走る羽目になったのでした。

すてきなホテルの温泉で汗を流し、夕食&宴会です。
往路打ち上げは、男部屋にユキさんとふたりでお邪魔してのささやかなものだったのですが(明日もありますしね)……ユキさんは女性らしく、サワーとお菓子だというのに、買ってきた日本酒とビールだけでは足りず、猛者たちのワインにたかるダメダメなワタシ。つまみは枝豆とイカ、銀杏。どんだけオヤジなんだよという感じです。再度、申し訳ありませんでした。

いろいろ楽しいお話をして、就寝は1:00過ぎ…。
明日、6:00に出走する猛者たちは大丈夫なんだろうかと思いつつ、速攻で眠りについたのでありました。

【復路編へ続く】
nice!(0)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 10

ちゃらら

この記事の内容で5回くらい書けますよ(笑)
もったいなーい(笑)
by ちゃらら (2014-09-23 00:03) 

ノブノブ

山登りお疲れ様でした!

なんかね、後ろからの足音って「もっと速く走って!」って聞こえるんですよ。
実際に、5分20秒って聞いて驚いた(笑)

でもホント、気分は箱根駅伝の選手でしたね。
自分で実況中継したいくらいでした。

枝豆とイカ、銀杏。全部大好きです(笑)
また酒盛りしましょう!
by ノブノブ (2014-09-23 00:30) 

マーマン

昨日はお疲れ様でした!!
登りで先頭で引っ張ったって聞きましたよ♪
一般人じゃないですからww
by マーマン (2014-09-23 00:44) 

かるりーの

あー、おもしろかった!明日また読み返しますわっ。
こんなにキツそうなコースを、嬉々として選ぶあたり、ただものじゃないMですねー!さては箱根の妖精さん?
猛者な方々とのクダリ、異次元。。。。ついていくなんて、コッコさんが凄いわぁ。。羨望
by かるりーの (2014-09-23 00:46) 

コッコ

>ちゃららさん
引っ張るの下手だからさ……たぶん、復路も一回で書くよー!
長くなると思いますが、頑張って読んで(笑)
by コッコ (2014-09-23 20:31) 

コッコ

>ノブノブさん
ぜひ!!また酒の席と、ランも(ノブノブさんがユルモードのときに)ご一緒させてください。
ランの話もですが、箱根駅伝の話もたくさんしたいです。
五区(9区+α)走っている間は萌え萌えでした。わたしも頭の中を実況がグルグルでした。
by コッコ (2014-09-23 20:36) 

コッコ

>マーマンさん
先頭で引っ張ったんじゃないの。先頭で、猛者たちが前にいくのを「どうどうどうどう…」ってやってたの。白バイよ。(笑)
by コッコ (2014-09-23 20:37) 

コッコ

>かるりーのさん
わたしもほんっと、Mだと思いました。みん箱のエントリーは、「自分が走りたい区間を」というのも大事ですが、「一緒に走るメンツ見て勘案」ってのもとっても大事だと実感…。
by コッコ (2014-09-23 20:38) 

のえる

ステキなチャレンジですね!!
すごいなあ(*^^*)♪

続き楽しみにしています(^^)/
by のえる (2014-09-23 20:43) 

コッコ

>のえるさん
ありがとうございます。憧れの箱根駅伝のコースを走れて、とても嬉しかったです。ブログ村のマラソンカテゴリーメインのイベントでしたが、ブログやっていてよかったなぁと心から思いました。
復路は、本戦の八区です~。
by コッコ (2014-09-23 22:12) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。