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【速報】日月潭櫻舞飛揚環湖路跑賽 [レース]

Merrell 2017 日月潭櫻舞飛揚環湖路跑賽を走ってきました。
台中の有名な観光地、日月潭という湖をぐるっと一周する29kmのレースです。
かなりアップダウンがあるコースと聞いていたので、東京マラソンに向けていい練習になるかな~ってエントリーしましたが、想像以上の坂に、マジで途中で心折れそうになりました。
富士山マラソンの坂みたいなのが3回もあるんだもん……。

でもいい練習になりました! そんでもって年代別2位入賞! レポは追って。

日月潭.jpg


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旅ランにおススメ★台北のランニングコース [その他]

台湾の大会に出るのはハードルが高いけれど、台北に旅行に行くから、旅先でもちょっと走りたいな!」というかたにおススメな、台北のランニングコースをご紹介します。


1)公園

台北の街は、人通りも信号も路駐のバイクも多く、しかも歩道の整備状況もイマイチなので、日中、街中を走るのはあまりおススメしません。

でも、公園がたくさんあり、そこでは地元のランナーたちがいっぱい走っています。一番有名なのは、大安森林公園。中も走れますし、外周が一周2.3kmで、二か所の駐車場入り口以外には信号はありません。二二八和平公園や森林公園もちょっと小さいですが走れますし、中山公園や花博公園も走れます。大安森林公園には近くにランステがあります。

▽大安森林公園
大安森林公園.jpg



▽林森公園
林森公園.jpg



▽花博公園
花博公園.jpg




2)中正記念堂外周

そのほか、わたしもよく使っているのが、中正記念堂外周。一周2.3kmで、ここも信号がありませんし、夜でも各門に警備員がいますので、女性でも比較的安全です。昼間の衛兵交替で有名な観光地ですが、夜のライトアップされた中正記念堂もステキですよ。近くの馬拉松世界の地下一階に無料コインロッカーがあります。

中正記念堂外周.jpg

音楽ホール.jpg

自由廣場.jpg




3)河川敷

公園よりもガチなランナーが多いのが河川敷です。基隆河や淡水河、台北市内からアクセスできる川は、どちらも両岸が自転車道路となっていて、基本的に車は入ってきません。信号もないので、ランナーたちの格好の練習場所となっています。朝、6:00~8:00くらいが一番ランナーが多い時間帯だと思います。

河川敷は基本的に堤防で市区と区切られていますので、橋の横に作られた歩行者用階段を使って河川敷に出るか、疏散門とか水門かと呼ばれる堤防にあいた門(河川増水時には閉められる)をくぐって河川敷に出ます。

台北の場合、河川敷は公園や野球場などになっていることも多く、およそ5kmごとにトイレもあります。飲料の自動販売機もありますが、こちらはさほど多くないので、暑い時期にロング走したい場合は、水は持参して走ったほうが安心です。

大直橋.jpg

夜の河川敷.jpg

4)峠走コース

陽明山、烏來渓谷など、台北を囲んでいる山へ走りに行くこともできます。どちらも自動車道が通っていますので、トレイルではなくロードの峠走として利用することができます。

陽明山はいろいろなコース取りができますが、市内から一番近いのは、MRTの劍潭站から故宮博物院を通って至善路を上っていき、台北市と新北市の市境の最高地点まで行って折り返してくるコースです。または国道二号甲線を行き、陽明山の核心部へ迫るコースなど。いずれにしても、距離も斜度もありますので、走力のあるランナー向けになります。

陽明山カーブ.jpg



それよりも若干ハードルが低いのが、コッコさん大好き・烏來温泉コース。MRTの新店站からスタートすれば、烏來老街まで15kmくらいです。こちらは、国道九号甲線をひたすら行く感じです。終点で日帰り温泉が使え、そこからバスで帰れるというのがポイント高いです。

烏來.jpg



なお、陽明山コースも、北投温泉に降りてくれば終点で温泉、かつそこからはMRTで戻ることができます。芝山站から上れば、往復で10km程度のショートコースも取れます。


……住んでる人向けのコースは、絶賛開拓中ですので、いずれまた。


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WOMEN RUN TPEにエントリー [大会エントリー]

昨年まで、NIKE女生半馬(ナイキレディースハーフ)と言われていた大会です。

今年から、主催がNIKEではなくなり、中華民国路跑協會(台湾の陸連みたいなところ)となって、NIKEはメインスポンサーに変更になった影響か、エントリー開始の前日の17:00頃に告知が出て、翌日10:00からエントリー開始(先着順)という、なんとも慌ただしいスケジュールでのエントリーでした。

やっさんに半分手伝ってもらって、全員分、なんとか時間内にエントリー完了! 昨年は40分で埋まったと聞き戦々恐々としていましたが、今年は告知が急だった影響か、埋まるまで2時間でした。

女性だけのハーフマラソンの大会で、コースは一部、台北マラソンとかぶっています。台北101の下がスタートです。4月なのですでに暑いですが、号砲は朝5:30なので、それなりにしっかり走れば、涼しいうちに走り終えることができるようです。

制限時間は驚きの4時間! ハーフの大会で4時間って……。

でも、台湾人の友人に話を聞いてみると、女性ばかりの大会なので、カメラが趣味の男性が大挙して撮影に来るため、撮られるのを楽しんで走る(カメラマンがいるたびに止まってポーズを取る)ランナーも多いとか。「まじめに走る気がない子も多いから、すっごい邪魔よ。コッコあなたぜったい前のほうに並んだほうが良いわよ」だそうです。

今年はわかりませんが、昨年は100分から10分おきに、NIKE+RUN CLUB TAIPEIのペーサー(イケメンな男子も多いですよ♪)がついたそうです。ペーサーやってる友人もいますが、彼は何分のペーサーをするのかな。(昨年は110分を担当したそうです。) 

專業配速員.jpg


その次のレディースランは……5/28に予定されている、Mizuno Lady's Running。昨年は12.5kmでしたが、今年は9kmという告知になっています。2月末頃エントリー開始だと予想されます。こちらも早い者勝ちなので、ご希望のかたはお早めにコッコまで。

昨年通りの気候であれば、旬より少しはやいですが、マンゴーも生ライチも出始めている時期です。大会+ライチとマンゴーを堪能する台北の旅、いかがですか?


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お久しぶりの1,000mインターバル走 [練習]

昨日は、NIKEの練習会でインターバル走もどきをしてきました。

東呉大學外雙溪校區(東呉大学の外雙溪キャンパス)の400mトラックです。我が家から比較的近いので、近くを通ったことはありますが、中に入ったのははじめてです。
NIKEの貸切だったのか、ほかにランナーはおらず、とても走りやすかったです。ふだんは一般開放されているのかなあ。もしそうだったら、かなり使えそうなんですが。

▽夜で写真が撮れなかったので、大學HPからお借りしてきました。

東呉大学.jpg

その日は、NIKEのペーサーのほか、東呉大學陸上部の学生さんも参加してくれていたので、ペーサー陣がとても豪華でした。

台北NIKEの練習会は、フルマラソンのペースを基本にペーサーがペーシングゼッケンをつけています。でも、5'00のゼッケンをつけているペーサーがキロ5で走るわけではないので注意が必要なのです。どうも下記のような感じの設定らしいのですが、何度か参加してみて、「青組の練習、サブ4クラスの内容じゃないよな~」と思うことが多々あります。

黒組(4'40)
紫組(5'00)
青組(5'30)
緑組(6'00)
赤組(6'30)

わたしは、毎度毎度、メニューと設定ペースを確認してから参加する組を決めています。良い中国語の勉強になります……という冗談はさておき。ある程度走り込んでいるランナーなら、設定を聞いて自分で選ぶことができるでしょうが、そうでないランナーの場合は、組を選ぶのは難しいだろうなと思います。

「今日は800m→400m→200mのインターバルを3本やります。レストは60秒、1本ずつのレストは120秒です。青組は800mを3分50秒、400mを1分50秒、200mを50秒で走ります。」と言われて、それが自分にとってどうなのか、その場で判断できる人ってどのくらいいるんでしょう……。
そんなこんななので、最初は適当に走る組を決めて、走り出してから組を変更する人がけっこういます(笑)。


昨日の青組のメニューは、1,000m×6で、レストはすべて120秒。奇数のときがトラック1周(400m)を1分50秒、偶数のときが1分45秒とのことでした。わたしは「400m単位でいわれてもすぐに計算できないよ~っ!」と心の中でぼやきつつ、スマホのランナー電卓でペース計算。奇数が4'35/kmで、偶数が4'23/kmでした。うっわー……けっこう鬼ですね。青組、本当にサブ4クラス?

昨晩の青組の参加者は15人くらい。NIKEのペーサー3名、東呉大学の学生さん3名、合計6名もの豪華ペーサーがついて、いざスタート!

1本目)4'31
まだ1本目なので、余裕をもって走れました。もちろん息は弾みましたが、ハッハッの呼吸になったのは、ラスト100mくらい。でも、最初の1本ですでについてこれなくなった人が5名ほどいて、彼らはクラスをひとつ下げると言って、緑組に行ってしまいました。

2本目)4'12
偶数の回は設定ペースがあがるため、キツかったです。まだ2本目なので体力も残っていたため必死で走りましたが、「これ、次はともかく、4本目はまずい……!」と思いました。最後200mは、キツくてキツくて、リズムに乗って走ることができず、高速ピッチで必死のパッチ。だいぶ脚に乳酸を溜めました。後でLAPを見たら4'12で、「そりゃキツイはずだよ! 設定より10秒も速いやんけ!」と叫びたくなりました。この回で、さらに数人抜けて緑組へ…。

3本目)4'27
奇数回、ゆるいほうの設定なので、ここは何とかこなせました。息は上がりましたが、フォームを崩すことなく、無駄な力を使わずに走り切ることができました。

4本目)4'19
偶数回、速いほうの設定なので、ここが勝負だと思いました。これまでは、ペーサーの真後ろの内径寄りの場所に陣取っていたのですが(一番走りやすい位置なので)、この回はわたし、遅れる可能性があり後続に迷惑をかけるので、集団の一番後ろに下がろうとしたら、残っているランナーは自分入れてすでに5名しかいませんでした。ランナーよりペーサーのほうが数が多いよ!(笑)
集団の一番後ろにくっついて、いざスタート。わたしの横に、ペーサーがぴったりつけてくれ、「残りあと1周、ファイト!」「あと200m、粘って!」としきりに声かけしてくれました。おかげでなんとかクリアできました。

5本目)4'36
2分の休憩ではもはや心拍も下がり切らず、まだ少々ハーハーいっている間にスタートです。でも、ユルイほうの設定だった上、設定より速くなることもなかったので、キツイながらもなんとかクリア。
4'30より遅ければ、身体に無駄な力を入れずに走れるようです。それより速いペースは、ピッチかストライド、どちらかを常に無理している感じがします。

6本目)4'30
最後の1本、速いほうの設定なので、これはコンプリートは無理かなと思いつつ、集団からこぼれても自分のペースでできるだけ集団を追おうと思ってスタートしました。ペーサーにもそう言ったら、二人が、横と後ろについて走ってくれました。
最初の400mはなんとか集団についていけたのですが、600mくらいからじりじりと離されてしまいました。でも、あきらめずに自分に出せるギリギリのペースで粘ります。ラスト200m、先頭がややペースを上げた途端、前から2人、失速して落ちてきました。それをパスして前に出、先頭を走るペーサーと、それにピッタリついて走っている2人のランナーを追いかけます。最後の直線は必死のパッチ。すでに「ハッハッ」の呼吸になっていたのが更に追い込まれて「ヒーッ、ハーッ」の呼吸になりましたが、「ナイスラン! あとちょっと!」と横から後ろから励ましてもらえ、先頭から遅れること5mくらいでゴールしました。

走り終わってしばらく疲労で立ち上がれないほどでしたが、いい練習ができて満足です。
グラウンドコンディションは、気温19℃、湿度83%でした。


本日は、同僚のお誕生日で、ケーキを食べてしまったので、ほぐし&カロリー消費ラン。あいにくの雨だったので、トレッドミルで。スマホで日本のマラソン関連の動画を見ながら、ポクポクとゆっくり8km。消費カロリー300kcalくらいですが、ま、走らないよりはマシでしょう(笑)。


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やっと20℃切ってきた!\(^o^)/ [練習]

ここ一週間は、日本では関西地方で雪が降ったりと(都道府県対抗女子駅伝…!!)、非常に寒かったみたいですが、台湾も朝晩は20℃を切る気温で、だいぶ走りやすくなってきました。\(^o^)/

火曜日は、日本人ランニングクラブの練習会で、師範大学の400mトラックをぐるぐる。練習会とはいっても、各自バラバラに集まって好きなように走り、終った後に一緒に食事に行くという、ゆる~い練習会なのですが。

わたしは、週末にハーフでガチったばかりだったので、疲労抜きで10kmと思っていたのですが、2,000mほど走ったあたりで、台湾人ランナーの友人とばったり遭遇。若くて可愛い実力派美ジョガーで、ハーフや10kmなどの短い距離を得意にしている子です。

「コッコ、週末のハーフ入賞おめでとう! 今日は何キロ走るの?」
「ありがと、今日は10kmくらいゆっくり走るよ。あなたは?」
「わたし、このあと仲間とペース走するの。まずはアップで3kmくらいかな?」

なんて会話をしているうちに、どんどん上がるペース……。
ギョギョ、サブ4ペースになっとる……。でもまあ、走れてるからいっか……おしゃべり楽しいし。

「わたし、あと1kmちょっとペース上げるわね。そしたらいったんあがるわ♪」と彼女が言うので、ラスト1kmのペースアップにおつきあい。彼女が抜けたあとは、ダウンジョグがわりにゆっくりポテポテと走りました。

6'07-5'48-5'35-5'24-4'48
6'23-5'57-5'52-5'52-5'29

それにしても。秋口くらいまでは、「コッコ、劣化も甚だしい。もう4分台なんて一生出せない!」なんて思っていましたが、気温が20℃切ってきたら意外と何とかなるものですね。これで長時間押していけるかとなると、それは別問題ですが。この日のコンディションは、気温は19℃・湿度60%・21khp(弱風)でした。



その翌日は、台湾人のラン友だちに会う用事があったので、中正記念堂へ行き、その周回をラン。友人たちは、ゆっくりジョグするとのこと。「わたしもジョグなんだけど…」と言ったら、「コッコのスピードにはついていけません!」ですと。ちぇ。

6'00からスタート。
6'06-6'02-5'50-5'35-5'40

いい感じにビルドアップ。サブ4ペースが気持ちいい♪ 友人たちは時計回りに逆走していたので(基本、反時計回りなのですが、中正記念堂周回は逆走ランナーもけっこう居ます。)、途中、何度もエール交換ができます。

5'27-5'36-5'29-5'10-4'42

7kmほど終えたところで、自分の練習を終えたらしい俊足君が合流してきました。
「コッコ、走り軽いね! 残りどのくらい? 3km? もっとあげられるでしょ?」
あわ~。今日も結局ビルドアップですか~!? でも確かに、あと3kmならあげられるし、俊足君が併走してくれるなら、ちゃんと追い込んで終わるのも悪くない。最後は楽しくゼーハーしました。
この日のコンディションは、気温は19℃・湿度78%・24khp(弱風)でした。



週末は高雄支店での尾牙(忘年会:中華圏なので旧正月がお正月なのです)に参加し、呑めや唄えの大騒ぎ。土曜日は昼まで寝倒して、日曜日は日本人仲間と、烏來温泉へ走りに行ってきました。

このコースが初めての友だちもいましたので、最初の15kmの街中平坦地はみんなでゆっくりと。
山区間に入ってからは、坂の終点で必ず後続を待つというのをお約束に、各自のペースで。

前半15km(平坦地)
6'14-6'14-5'57-6'06-5'49
6'15-6'29-6'22-6'19-6'45
6'28-6'41-6'54-6'42-6'44

後半15km(峠走)
6'29-6'13-5'49-5'45-5'53
6'02-6'19-6'13-6'19-6'13
6'05-6'05-6'03-6'17-5'57

高度とLAP.jpg

途中、信号待ちだったり後続待ちだったりの停止でペースにすごい谷ができていますが……登りでも6'30は見ないで走ろうと思っていましたので、しっかり走れて満足です。

そのあと、1kmほど先の烏來老街(古い町並み)を散策し、名物だという竹筒飯(竹におこわを詰めて蒸したもの)を食べました。お店のかたが鉈と金槌でカンッと縦割にしてくれます。もっちもちで美味しい! 

竹筒飯B.jpg

そのあといつもの温泉で汗を流し、台北に戻って、手作りビールとタイ料理の店で乾杯しました♪

びあ.jpg

朝4:00起床、4:45出発だったので、これだけやっても、まだ14:00。充実した一日でした。


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台湾のマラソン大会に参加する方法 [その他]

日本から飛行機で三時間くらい、LCCを使えば(時期にもよりますが)往復2万円もあれば来れちゃう身近な外国、台湾。ご飯も安くておいしく、街中にはいたるところにコンビニ(しかもセブンイレブンとかファミリーマート)があって便利、治安も日本とほぼ同等。親日で親切な人が多く、言語も日本人にとっては親しみやすい漢字文化(発音は日本語とは全く違いますが、見るとなんとなく意味がわかることも多いです)。おそらく、日本人にとって最もハードルが低い外国のひとつなのではないだろうかと思います。

「旅行ついでに、台湾のマラソン大会にも参加してみようかな」
「国外レース出てみたいな、台湾も候補のひとつ」

……というかた向けに、台湾のマラソン大会に参加する方法を記事にしておきます。


★エントリーサイト
昨日の晩、記事をUPしましたら、「もっといいサイトがあるよ!」とkent隊長に教えてもらいました。跑者廣場(Runner's Plaza)の『全國賽會(Race Events in Taiwan)』です。
小さい大会から大きい大会まで、カバー率が高く、かつ日本人には嬉しい英語版もあり。(実際のエントリーページは各エントリーサイトに飛ぶので、英語対応していないこともありますが……)

繁体字中国語版
http://www.taipeimarathon.org.tw/contest.aspx

英語版
http://www.taipeimarathon.org.tw/contest.aspx?lang=en-US

レースのチェックは、このサイトだけでもよさそうです。


以下4つもご参考までに!

1)中華民國路跑協會
https://www.sportsnet.org.tw/
日本でいう陸連主催の大会。どれも比較的大規模なレースになります。
「路協賽事」タブクリックで予定を見ることができます。すでにエントリーが開始されているものは、「線上報名」からエントリーできます。

2)iBodyGo
http://www.ibodygo.com.tw/
ここは計測チップの会社が運営しているサイトです。自社製品を提供しているレースを紹介してくれています。「賽事列表」で、レース名・場所・距離・エントリー開始時期を見ることができます。「報名時間」が「已截止」となっているのは、残念ながらもうエントリーが終わっています。

3)伊貝特報名網
https://bao-ming.com/eb/www/index.php
ここはあらゆるスポーツのエントリーサイト。マラソン・ロードレース(馬拉松/路跑)やトレラン(越野)、トライアスロン(鐵人三項)のみならず、競歩やトラック競技、また練習会などのエントリーもできます。
年度と月のタブをクリックすると、上部に最新のもの、下部にすべてのレース予定が表示されます。右端の「截止日期」がエントリー期間のことで、すでにはじまっているものが赤字です。「已截止」となっているのは、残念ながらもうエントリーが終わっています。

4)運動筆記
http://tw.running.biji.co/index.php?q=competition
日本のランネットみたいな感じのサイトです。上部の「找賽事」をクリックして、レースを検索します。最初に一覧表が出てきますが、「条件篩選」で、条件を絞って検索することも可能です。開催場所(すべて・台湾国内・台湾国外)、距離(半馬=ハーフ、超半馬=ハーフ以上フル未満・30kmとか 全馬=フル、超馬=ウルトラ)、開催時期、エントリー情況(全部、報名中=現在エントリー受付中、尚未開放報名=エントリー未開始)、レースタイプ(路跑=ロードレース、越野=トレイル、建走=健康ウォーキング、鐵人=トライアスロン、遊泳=水泳、自行車=自転車(バイク)レース)。「送出」ボタンで検索開始、「清除所有条件」ボタンは検索条件クリアです。


「出てみたいな」「ちょうど旅行や出張の日程に合うレースはこれかな?」というのはありましたか?

そのあとのエントリーは、日本同様、レースによってまちまち(先着順だったり、抽選だったり…)です。

入力に必要な情報もまちまちですが、氏名、パスポート番号、生年月日、性別が必須で、あとは住所と電話番号と緊急連絡先とか。ゼッケンなど、事前送付しか受け付けていない大会の場合は、ご宿泊予定のホテルに届くように手配しておけばOKです。


★台湾のレースの特徴
台湾のレースの特徴をご紹介します。日本と同じようで、違うところも多々あります。

1)朝が早い
「6:30スタート」みたいなのが当たり前です。南国なので冬でも日が差してくると暑いのと、車の通行が多い時間帯に道路を封鎖するのが難しいためにこうなっているのではないかと推察します。日本に比べて2時間くらいスタート時刻が早い印象です。MRTの始発は6:00ですので、公共交通機関での移動はまず間に合いません。台北市内や隣の新北市の場合はタクシー(台湾人は自家用車やバイク)移動、ちょっと郊外のレースの場合は、台北駅から大会主催のリムジンバスが用意されていることが多いです。朝4:00出発とかなので、なかなか鬼畜な時間の集合ですが…。
ハーフや10kmのレースですと、レースが終わってもまだ8:00。レース後の打ち上げは朝ご飯屋さんで、なんてことが多々あります。

2)もろもろにおいてユルイ
日本に比べ、制限時間もユルければ、整列もユルイです。ハーフマラソン以下の距離の場合は、参加者の三割くらいは、最初っから歩いていますね。ハーフの制限時間は、だいたい4時間以上なため、キロ11分でも間に合います。参加者のすそ野が広いのも、台湾のレースの特徴だと思います。
スタートブロックが決まっている大会はごくごく少数ですので、それなりにタイムを狙う場合は、前のほうに並ぶことをおすすめします。最前列に並んでいる人が、終始キロ7とか、それでもOKなのが台湾クオリティですので。みんなおおらかで、さほどギチギチに並んでいませんので、割り込みというか、ガチりたい人が人をかきわけて前のほうに行くのには、何の問題もありません。

3)仮装ランナーや応援は多くない
いないこともないですが、日本ほどたくさんはいません。そのかわり、台湾の国旗を模したユニフォームを着ているランナーはとても多いような気がします。国民気質の差なのかな。あと、応援は少ないですが、そのぶん応援してくれている人は熱心ですし、コスプレランナーは大人気です。台北マラソンを下駄に学生服で走り切った日本人ランナーさんがいらっしゃいましたが、新聞記事になっていました(笑)。

4)景品は豪華+お弁当つき
参加賞は基本的に豪華です。走り終わったあとも、いろいろ貰えます。そして8割以上のレースで、走り終わった後、水に加えてお弁当が貰えます。台湾人は胃が丈夫なのか、走り終わったランナーたちが、道端に座り込んでモグモグとお弁当を食べているのが、台湾の大会のレース後の一般的な光景です。わたしは走り終わってすぐ固形物を食べる元気はないので、たいてい家に持ち帰っていただくのですが、台湾のお弁当、けっこう美味しいですよ。
ゼッケン番号で豪華な景品が当たる抽選大会がある大会も多いです。

5)レベルは日本+30分、入賞レベルは低め
暑い国な上に、日本ほど競技志向な人の割合は高くなく、健康のため楽しく無理しないで走るというランナーの割合がとても多いです。そもそもの人口が日本の1/6な上、小さな大会が毎週あちこちで開催されているので、ランナーも比較的分散しています。
台湾だと、サブ3ランナーは神扱い、サブ3.5で「超絶速い人」、サブ4で「知り合いに数人いなくもないが、めっちゃ速い人」という感じです。日本の感覚に+30分という印象です。
ハーフのレースだと、男性で90分、女性で115分を切れれば、年代別入賞が狙えます。50代以上のランナーさんの場合は、男性で110分、女性で120分でも十分年代別入賞が狙えます。
総合での入賞は、大学生がいたりケニア人ランナーがいたりなどの参加者による運不運がありますが、運が良ければ男性80分前後、女性105分前後が5位入賞ラインです。大会によっては入賞で賞金が出ますが、比較的賞金金額が高めのレースには、ケニア人ランナーが参戦してきます。上位全部ケニア人ということはないので、走力のある方なら十分入賞に食い込めると思います。


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撃沈上等Tシャツで鐵道路跑ハーフ [レース]

あけましておめでとうございます。

……からの、だいぶ経ってからの更新。台湾駐在生活にも慣れてきましたので、今年はもう少し更新頻度を上げられるといいなぁ。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、先週末は、新年一発目のレース。台北市から1時間ほど電車に乗った先の、新竹市にある北湖火車站で開催された、ハーフマラソンの大会に参加してきました。台湾鉄道が主催の大会だったため、すべてがレトロな臺鐵(台湾鉄道)風。完走メダルも記念品も超可愛い。

002記念品.jpg

ステンレス製のお弁当箱は、追加購入で買ったものです。このレトロな感じがたまりません。

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配られたお弁当も、有名駅弁らしいです。

004お弁当.jpg

今回参戦したのは、いつものエア柴又チーム+α。エア柴又チームは、今回は撃沈上等Tにて参戦です! 参加Tシャツがモスグリーンだったので、それを着用しているランナーが多い中、目の覚めるような真っ赤なTシャツ、とっても目立っていました。

001撃沈T.jpg

当日の新竹市の気温は20℃(1月なのにねぇ。さすが台湾。)、ガスっており湿度も高かったですが、曇天だったのでコンディションはそこそこでした。もちろん走り出してすぐ滝汗ですが、直射日光が照っているのとそうでないのとは大違いです。(コース図出してもわかる人皆無だと思いましたんで、だいたいの場所を…。台北の西側です。)

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スタート地点の北湖火車站から、行って帰ってくる折り返しコース、小さなアップダウンが連続しますが、基本的に行きが若干の上り基調、帰りが下り基調というコースでした。

009高低図.jpg

整列は適当なため、スタートから3kmくらいは、ゆっくりランナーが前の方を塞いでいてメチャメチャ走りにくく……後半5kmも後からスタートした9km組の後ろのほうのランナーを避けながら走るのでスピードに乗り切れず……そして給水も大混雑で取れず。そんなこんなでしたが、思ったより気持ちよく走ることができました。

参加人数に比べてトイレの数が少なかったため、スタート前のトイレは大混雑。大きいほうを催してしまったため、並んではみたものの、30分並んでも号砲前に入れそうになかったため、意を決して(どうしてもだめだったら途中でトイレに行くことも覚悟して)そのままスタート。

お正月の箱根駅伝で、八区をぶっちぎりで走った青山学院大学の下田選手が、「フォームが崩れそうになったら、お尻の穴を締めるようにすると立て直せる」みたいなことを言っていたのですが、常に締めていないと大変なことになりそうだったので、それで最後までフォームが保てたのかも……?

年末31日にロング走をして以来、1/1~1/6までの6日間、全く走らなかったので(日本に帰省してお酒飲みながら駅伝三昧でした。母校三冠三連覇に浮かれ過ぎて関連番組観まくりの日々……)、それがいいリフレッシュになったかのかもしれません。お腹にモノを貯めていた割に、脚も身体も軽かったです。最後まで脚がよく動きました。

前日、日本人ランニングクラブの特別イベントが駅伝で、大安森林公園の周回を一人一周2.3kmずつ走ったのですが、わたしはスターターをつとめ、全力疾走。10'04(4'23/km)と割と頑張ったので、これも、もしかしたらいい刺激になったのかもしれません。

この駅伝、実は1月でシンガポールに転勤になってしまうsuperayuさんお別れ駅伝大会でした。常に出会いと別れがあるのが駐在員の宿命ですが、一番仲良くしていただけに、超寂しい…。駅伝は、そのsuperayuさんとデッドヒート。わたくし全力で頑張ったのですが、ラストであっさり千切られました。(^^;;

006駅伝.jpg

台湾エア柴又チームは全員、駅伝→鐵道路跑のハシゴでしたが、大健闘! 4人全員入賞しました♪

005集合.jpg

台湾エア柴又四人衆★ いい記念になりました。そして、superayuさんは、午前中このレースに出て、同日の午後の飛行機でシンガポールに旅立っていきました。も~ホントにタフ過ぎでしょ。でもめっちゃsuperayuさんらしいぞっ。シンガポールでも元気でね! また会おうね!

▼コッコ成績とLAP
007証明.jpg

6'09-5'02-5'18-5'23-5'15
5'15-5'16-5'11-5'13-5'09
5'02-4'57-4'52-4'59-4'53
5'00-5'03-4'52-5'00-5'00
4'57

008トロフィー.jpg

日本では箸にも棒にも引っかからないようなタイムですが、それでも年代別1位(分母262人と少ないですが…)をゲット!(女子総合では6位/981人) うむ、頑張った……かな?


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三連休の練習 [練習]

先週末は、台湾も憲法記念日の振替など含めて三連休でした。

24日(土)は、ポケモンランに参加。こういった人気キャラクターをタイトルにした親子ラン+ファンランみたいな大会、台湾にはけっこうあるようです。聞いただけでも、ちびまる子ちゃんランとか、ドラえもんランとか。

貰える記念品が豪華なので、それ目当ての参加者がほとんどです。台湾日本人ランニングクラブの仲間が運営に噛んでいましたので参加しましたが、過半数の参加者が全距離歩いていました。キロごとの看板がポケモンキャラなため、みんな並んで写真を撮っているし…。

我々も、完全にお遊びだったのでゆるゆる走るつもりが、歩く人や親子連れで大混雑。大渋滞で走ることもできず、平均LAPは驚きの9'38でした。汗もかかずに終了デスヨ…。貰った記念品は、全部同僚のお子さんにプレゼントしました。

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25日(日)は、まじめな練習。台湾人ラン仲間と一緒に、河川敷でペース走をしました。台北、この時期でも日中の気温は27℃ありましたので、練習開始は早朝5:20です。家から練習場所まで少し距離があったので、4:00起床、4:40に家を出てタクシーで練習場所まで行きました。

8人くらいのグループに分かれ、一班は4'30~5'00/kmで23km、二班は5'30~6'00/kmで20kmとのことでしたので、二班に参加。ところが、最初のうちこそ5'30で走っていましたが、10kmで一部の人たちが離脱をしてから徐々にペースアップ。ラスト1kmは5'00を切るペースまで上がったため、平均LAPは5'20でした。気温が19℃と低く、ビルドアップ気味に走ったため、気持ちよく走れました。最初は「一班は無理だけれど、二班だと少しユルイかな?」って思っていましたが、予想に反してとてもよい練習になりました。

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26日(月)は、今度は日本人のラン友だちと30km。前日しっかり練習したので、ゆっくり距離を踏むつもりで、ひとりでロング走は暇なので仲間に声をかけたところ、先日の台北マラソンでもう少しでサブ4だった友だちが二人、手を挙げてくれました。

二日連続河川敷は飽きるため、大好きな烏來温泉コースに行くことに。

4:00起床、4:40に家を出て集合場所まで5kmほど走り、仲間と合流して烏來温泉を目指します。合流してから10km(我が家からだと15km)は市街地を走ります。7:00近くなると人の往来が増えるので、最後のほうは走りにくくなりましたが、ここまではウォーミングアップです。このコースは、後半の15kmが楽しいのです。

山間部に入ってから2回大きなアップダウンがありますが、どちらも走って登れる坂です。終始6'30くらいを意識して、景色を楽しみながら走りました。(初めて来た二人は、「コッコさんはユルイっていうけど、ちっともユルくない!」って喚いてましたが、無視です、無視。)

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走り終わってからは、お楽しみのビールと温泉~♪ まだ朝の早いうちだったこともあり、女湯は貸切状態でした。最高の贅沢~♪ とっても楽しいランでした。

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臺北馬拉松 [レース]

養老渓谷のレポも、新横のレポもまだだというのに、もう12月も半ば!! 時間が経つのはやすぎ~!! 忙しくてブログを書く時間がなかったというのは言い訳にもなりませんが、諸般の事情と比較して、ここ最近、ブログの優先順位を下げてしまっておりました。

さて、そんな中ですが、先週末は、台湾最大のランニングイベント、台北マラソンを走ってきました。

日本から、ユキさん、ユキねえさんとお友だち、proceedさんも来てくださって、一緒に参加。ふだん絶対に走れない仁愛路や中山北路など、台北の大動脈を走れてとっても楽しかったです。スタート時には気温は20℃を切っていたのですが、ゴール時には25℃オーバー、自分は練習不足で早々にアンヨしゅーりょー状態になっちゃいましたが……(いやほんとうに面目ない)。


台湾のマラソン大会は朝が早く、フルは6:30号砲です。よって、4:00起床で5:00に家を出発しました。

台北マラソン当日は、ふだんは6:00が始発のMRTも5:20から稼働していますが、人数もいることなので、今回の移動にはタクシーを使いました。台湾はタクシーが安いです。市内であれば、300元(900円)以内でほとんどどこでも移動できます。

▽コース
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スタート地点は市政府の隣の市府廣場ですが、ここまではタクシーは入れないので、松高路と市府路の交差点あたりで降ろしてもらいます。住所的には「松高路1號」です。目の前に、台湾のマラソン大会専用の荷物預けバッグ売り場があります。そんなに厳密ではない大会もありますが、台北マラソンは必ずこのバッグに入れて預けるきまりなので、持っていない人はここで買います。100元です。このバッグは、ゼッケン受け取りのときに買うこともできますし、中正記念堂にある馬拉松世界で通年販売しています。丈夫ですし大容量なので、意外と重宝しますよ♪

▽みんな持ってるマラソンバッグ。
外側の透明ポケットにゼッケン番号カード(ゼッケンと一緒に貰えます)を入れます。

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今年は、ゼッケンの受け取りなどの事前受付が木曜日からはじまりましたが、同時期に小規模なEXPOも開催されていて、会場ではシューズやグッズなども販売されていました。サプリやジェルなどの補給品も買えました。日本から持ってくるのを忘れた場合は、EXPOか馬拉松世界で買うことができます。(ちなみに、スポーツドリンクは売っていますが、OS-1はありません。日薬本舗という日本の薬品を専門で扱っている薬局で粉末が買えますが、ボトルタイプは見たことがありません。) 台北マラソンの場合、当日受け付けはしておらず、前日の18:00までにゼッケンの引き渡しを済ませる必要がありますが、友人などの代理人が行うことも可能です。(今年の場合は、引き換えを行う人のサインと、台湾の電話番号・外国人の場合はパスポートの提示が必要でした。)

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▽参加賞のタンクトップ
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▽試供品セット
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▽オールスポーツで貰えたゼッケン留め
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▽NIKEショップで貰えたマラソンセット
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集合地点で仲間に挨拶をし、トイレを済ませ(日本同様、会場には仮設トイレがあります。日本ほどではないですが、それでも行列ができます。穴場は、道路を渡って台新銀行の先にあるバスターミナル「市府轉運站」の建物の中にあるトイレです。)、皆と一緒に写真を撮り、荷物を預けて整列します。

今回わたしは、proceedさんと一緒に、サブ4の私設ペーサーをする予定でいたのですが、なんと荷物預けでproceedさんとはぐれてしまいました。同じブロックなので整列時にまた会えるかなと思っていたのですが、会えませんでした。プロさん、間違えてハーフマラソンのCブロックに並んでしまったそうなのです。とても申し訳ないことをしてしまいました。荷物預けはとても混んでいるので、仲間で行く場合には、時間の余裕をもっていかれることをお勧めします。

以前はブロック分けもなかった台北マラソンですが、今年はブロック分けもあり、ゼッケンチェックもされました。でも、日本の大会に比べるととてもユルイです。日本だと、ガチなランナーさんは1時間も前から整列されますが、台湾にはそんな人はいません。わたしは目標タイム4時間で申請したのですが、ブロックはCでした。Aが最前列で、これがたぶん招待選手含めて500人くらい。そしてBがその後ろの右側車線、Cが左側車線への整列だったので、スタート15分前くらいに並びに行って、スタートロスはたったの30秒くらいでした。

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6:30、号砲です。

わたしは、日本人ランニングクラブの、サブ4目標の仲間と一緒にスタートしました。

まずは台北のランドマーク、台北101や市政府の周りをぐるっと一周し、2km手前で台北を東西に貫く目抜き通りの仁愛路に出ます。スタート直後で大勢のランナーが走っていますが、道路がとても広いので、最初の1kmを5’42でカバー。次のLAPから5’30に乗せることができました。

練習不足でもペース感覚だけはあるらしいわたし、チクチクと5’30前後のLAPを積み上げていきます。両側と中央にヤシの木が植えられた仁愛路は、南国風情があってとても美しいです。

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6km過ぎで中正記念堂に到達。ここは有名な観光地なので、外国から来たランナーにとっては面白いポイントだと思います。

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そして、西門あたりでちょうど10km。11kmあたりで総統府。このあたりは台北でももっとも古い地区なので、近代的なビルに交じって古い建物もたくさん残っていて、とても趣があります。

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12kmで台大醫院、ここから台北を東西に貫く大動脈、中山北路を北上していきます。ここで30分後にスタートしたハーフマラソンのランナーと合流するのですが、彼らのペースはわたしたちのペースより少し速かったので、つられないようにするのがたいへんでした。どのタイミングで合流するかにもよりますが、走られるときにはご注意ください。

この道は、ひたすら北へ北へとまっすぐ伸びているのですが、16km地点に圓山大飯店があります。走っていくにつれ、これがどんどん大きくなっていく感じが楽しいです。ここでようやく、はじめての坂が登場します。でも、小さくて短い登りなので、軽くこなせると思います。

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坂を上り切って右折。北安路を東に向かいます。

19km過ぎの美堤河濱公園の水門から、フルマラソン組は河川敷に突入します。ハーフはそのまま直進で、フルが右折になります。看板もわかりやすく出ていますし、係員も立っていますが、ここは間違えないようにご注意ください。


ここからコースは河川敷になります。日差しを遮るものが何もなくなり、天気が良いとつらいです。

この日の台北の天気は晴れ。すでに気温は24℃。風は涼しいですし、日陰に入ればまだしのげるのですが、直射日光が当たるととても暑かったです。

そして、河川敷に入ってしばらく走ったあたりから、わたし、5’30キープがだんだん厳しくなってきてしまいました。本当にごめんなさいなのですが、22kmでペーサーリタイア。(本当は中間点までと思っていたのですが、中間点の表示はありませんでした。) 頑張る皆さんには、先に行ってもらい、わたしはここでペースを落としました。ポクポクとジョグのようなペースで走っていると、後ろからproceedさん。ここでようやく会えました。

皆が行ってから1kmもたっていませんでしたので、そのまま走っていってもらえばすぐ追いつけたと思うのですが、サブ4組は複数人でかたまりになっていましたし、proceedさんにとっては知り合いが誰もいない状態なので、そのままわたしに付き合ってもらうことにしました。なので、一緒に6’30くらいのLSD。ホント~にすみません…。

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このあたりはいつも練習をしている基隆河の河川敷なので(エア柴又を実施した河川敷でもあります)、先がどのくらいあるのか、如実にわかってしまいます。いいのか悪いのか、微妙なところですね。

河川敷をずっと東(上流)に向かって走っていたのですが、26km地点で成功橋を渡り、対岸へ渡って西(下流)に折り返します。橋を渡るので、短いですがアップダウンがあります。次の折り返し地点である大直橋(34km地点)まで約8kmもあり、心が折れるポイントなのですが、proさんが一緒に走ってくれましたので、何とか前に進むことができました。ちなみに、エイドは約2.5kmごと、水とスポドリのみのエイドと、バナナなどの給食があるエイドが交互に現れます。給水はもちろんコンプリートで、給食ではバナナや干し梅をいただきました。

30km地点と、折り返してきての37.5km地点にあたる場所には、民權福德宮という廟があります。ここの横が小さな食堂になっていまして、夜に練習していると、たくさんの人が河川敷からの夜景を肴にビールや食事を楽しんでいます。彩虹橋の袂にある饒河街觀光夜市と同様、非常に魅惑的な場所です。ここの食堂前に商店街の私設エイドが出ており、コーヒーやらビールやらをふるまってくれていました。あああああああ、ビール飲みたかったです………でも我慢したのです………わたし偉い!!

エイドの飲み物といえば、補給のあるエイドでは、緑色の小瓶に入った栄養ドリンクも置いてあります。でも、こいつ、要注意なんです。鶏をまるごと一匹煮込んで取ったスープから脂肪分を取り除いた鶏精なるドリンクなのですが、半端なくマズイのです……。ウエハースチョコレートや葱のクラッカーは普通に美味しいので、日本人ランナーの皆さまは、鶏精以外をお楽しみください。

往路32km・復路36kmで、はじめてといっていいほどのスライドがあります。(正確に言うと、もう少し手前で500mくらいの短いスライドがありますが。) 22kmで別れた仲間たちがいないか、目を凝らします。

……おおーーー、さっそくいました!!! 辛そうですが、それでも一生懸命に走っています。でも、もはや集団を成していません。この暑さの中、徐々にペースダウンしてばらけてしまっているようです。見つけ次第、「ファイト!」と声を掛けました。

34kmで大直橋に到達します。ここで折り返しなのですが……スライドで見逃してしまっていたと思っていた仲間の一人が、ここで立ち止まっていました。練習量からも、その内容からも、サブ4は間違いないと思っていたランナーさんなのでびっくりしましたが、脚を攣ってしまったそうです。尋常じゃないほど汗もかいていますし、聞くと喉の渇きが自分でもちょっとおかしいと思うほどだとか。少し前から風邪気味だったそうなので、きっと気温の変化に体がついていかず、代謝がうまくいかなくなっちゃったんだろうと思います。

「脚攣りが故障に結びつかないように、無理のないペースでいきましょう。全部歩いても時間内にはゴールできるでしょう!(制限時間は5時間半です。)」と、ここからは一緒に歩いたり、ゆる~くジョグしたりしながら進みました。

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38km過ぎで、コースはようやく河川敷を抜け、街中に戻ってきます。そしてなんと、39kmから高速道路になります。当然、高速に乗る手前は坂で、高速道路はバンクしています。ここまで坂らしい坂は短いのが2回程度しかなかった超フラットな台北マラソンなのですが、終盤に来てこの仕打ちとは……。そして、39kmすぎから40kmくらいまで、今度はトンネルになります。トンネルの出口は当然上り坂というわけでして。うう~っ。わたしたちは既にゆるジョグになっていましたので問題ありませんでしたが、ガチっていたら、終盤のこの地味なアップダウンには涙チョチョギレだっただろうなと思います。

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最後は、再び台北101を正面に見て、台湾でも一二を争うオシャレスポット(日本でいう銀座や青山みたいな感じ)を走り抜け、スタート地点まで戻ってきてゴールとなります。

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台北マラソンでは、受付時にもらえる参加賞のタンクトップと景品(湿布など)のほか、完走すると、完走タオル・完走Tシャツ・メダル・バナナやみかん・クッキー・チョコレート・水、そしてお弁当がもらえます。台湾のマラソンでは当たり前のようにもらえるお弁当なのですが、骨付き豚肉のから揚げを甘辛いソースに浸した排骨のお弁当のことが多いです。今回のお弁当もそうでした。見た目は茶色くて微妙な感じがするのですが、けっこう美味しいんですよ。

台北マラソン、12月なのにゴール時には25℃オーバーの気温、応援も少なく(でも数少ない応援者は、超気合いを入れて応援してくれます!)、エイドはショボイなど、日本の大都市マラソンに比べると、至らない点は多々ありますが、台北の観光名所をぐるっと回れる素晴らしいコース設定です。最後ちょっとだけ「こんにゃろメ!」ですけどね~。

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参加費も1500元(4500円)と安いですし、LCCなら格安で来れますので、皆さんも来年ぜひいかがですか?
台北マラソンに限らず、日本からのご参加を、心からお待ちしております。(来年も告知しま~~す♪♪)


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MIZUNO駅伝(美津濃馬拉松接力賽) [レース]

週末は、日本人ランクラの仲間と、MIZUNO駅伝に参加してきました。「接力賽」がリレーという意味なので、「馬拉松接力賽」で駅伝ですね。普通のひとには「駅伝」では通じないようです。でも、マラソンレースを見るのも好きな台湾人は、日本の駅伝レースを見るのも好きなので、「駅伝」の中国語表記「驛傳」でも通じます。

実はわたし、その数日前に風邪をひいてしまい発熱、この日も体調はイマイチ(鼻詰まりと咳)、しかも一週間練習できず……の状態で強行突破でした。

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今回の駅伝は、台湾の北方、金山地区をスタートし、石門区を経由して海岸線をずーーーっと走り、三芝区で折り返してくる計42.195kmを8人でタスキをつなぎます。3区と6区は必ず女性が走らなければならず、ここは4.7km。エース区間は5区の6.8kmです。

1区:4.9km
2区:5.1km
3区:4.7km(女性区間)
4区:6.0km
5区:6.8km
6区:4.7km(女性区間)
7区:5.1km
8区:4.9km

我々は、負けた方が勝った方に打ち上げのご飯を奢るというルールで(笑)2チーム出場。わたしのブログを読んでくださっているかたの中には、台湾日本人ランニングクラブ、kent隊長・やっさん・superayuさん・コッコの4人しかいないように思っていらっしゃるかもしれませんが、実はそんなことはないのです。ハーフ以上の距離のレースに日常的に参戦しているのがこの4人なだけなのです、ハイ。

いつものごとく3時起床、タクシーで台北駅に行き、みんなでバスで会場へ。荷物を置いたら点呼、そのあと各中継点まで中継バスに分乗して向かいます。
相手チームの3区はsuperayuさんなので、一緒にバスへ。また、中継点には台湾人の知り合いのランナーもいて、待ち時間も退屈しないで過ごせましたが、ここ、ぼっち参加だったら厳しかっただろうなぁと思います。

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両チームともLINEグループを作り、タスキリレーの中継をしていたので、それをチェックしつつ、「そろそろか?」という頃に中継点に行くのですが……係員の方が読み上げてくれるゼッケン番号の点呼はもちろん中国語。ちゃんと聞き取れるか、ここが一番緊張しました(笑)。

11月だというのにこの日は爆暑で、ニュースによると32.5℃だったとか! じりじりと照り付ける太陽の光で滝汗! チョー疲れました。記録は21:36で平凡したが‥‥距離短かった疑惑が。Garminだと4.58kmでした。でも、とーっても楽しかったです。駅伝最高☆

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わたしたち、お揃いのユニフォームまで作っちゃいましたよ。ちょっとブカブカですが、中華っぽいデザインで気に入っています。
そして、全員が力を出し切り、見事勝利! うちあげのご飯を奢ってもらう権利を勝ち取りました(笑)

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みんなで温泉に行き、海鮮料理屋さんで打ち上げ~!
どの料理も美味しかったです~♪

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エビ大好き!
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白魚の天ぷら。色はジャンクだけど美味しかった!
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蟹味噌~♪
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牛のたたき。ウマウマウマ。
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『運動筆記』にも載りました。箱根駅伝の精神を受け継ぐ日本チーム(笑)。


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