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新北水岸星光路跑(ハーフ)走ってきました [レース]

昨日は、新北水岸星光路跑を走ってきました。台北市のお隣の新北市の河川敷をコースにした、ナイトランの大会です。
真夏よりはマシとはいえ、10月に入ってもまだまだ日中最高気温は30℃を大きく超え、夜になっても蒸し暑い台湾……。昨日も、夜18:30の号砲でしたが、気温はしっかり30℃ありました。
「太陽光線がないだけマシだと思おう。うん、風もあるし。少なくとも体温よりは低い温度の風だから熱風ではない!」と、無理やり自分を納得させ、スタートラインに並びます。

目標タイムは最低でも2時間切り。1時間50分を切ると入賞が見えてくるので、可能なら1時間50分切り。入りのタイムは5'10~5'20に設定しました。

小さな大会ですが、こんな時期にハーフを走ろうというのはそれなりの走力が求められるので、前のほうにはランパンランシャツの大学生男子、鍛え上げた体型の男性ランナーズ。……女性は……驚くほど少ない……。同時に10kmの部もあるので、女性の大部分はそちらに流れたようです。
「コッコさん、これなら上位狙えますよ。総合は5位まで、年代別は2位までが対象です。頑張って!」とのやっさんの激を受け、チョイとライバルになりそうなランナーさんを偵察。
最前列に陣取っている2名は速そうです。あとは、それなりに走りそうなかたが2~3名。でも、そのくらい。確かに大失速しなければ、5位までに食い込めるかも。

号砲とともに、スタート地点を飛び出しました。
コースは、同じルートを2周する周回コースです。

■1周目
4'46-5'10-5'19-5'09-5'15
5'15-5'19-5'25-5'23-5'19

最初の1km、スタートダッシュにつられて速く入り過ぎました。徐々にペースを落としていきます。わたしより先に、4名の女性が行ったのが見えましたので、現在順位はたぶん5位。このあとは女性には抜かれないように頑張ろうと思いながら走りました。

3kmめからは、走りのペースと目標ペースがだいたい揃ってきました。kent隊長がしっかり追ってきているのを確認。目標タイムが同じくらいなので、お互いいいペースです。

……それにしても、暑い……。走りだして数キロで、どっと汗が噴き出してきましたが、風があったせいで救われました。1km1kmがとても長く感じますが、気持ちを無にしてひたすら走っていきます。
一週目の後半で、落ちてきた女性を2人かわしました。タイムを見ると、わたしも落ちていますから、失速してきたのを抜いたというのが正しい見方だと思います。


■2周目
5'33-5'37-5'51-5'34-5'42
5'39-5'38-5'46-6'00-5'31
5'11

スタート地点に戻ってきて、2週目に入るところで、係の方から、「女生第三名!(女性3位!)」とコールされました。自分の計算的にもあっています。
「よし、この順位をこのままキープだ!」と思いましたが、疲れてきてペースがあがらない~。ストライドが狭まっているのが自分でもわかりましたが、いかんともしがたく。まだ先は長いので、大失速だけはしないよう、ピッチを落とさないように腕でリズムをとりながら、淡々と(ゼーハーいいつつ)進みます。
橋のカーブで確認したところ、幸か不幸か、背後の至近距離に女性ランナーはいませんでした。

この周回の途中で、kent隊長に抜かれました。上り坂では追い付くのですが、平坦地、特に向かい風区間で先に行かれてしまうといういたちごっこ(笑)。最終的には、わたしが20秒くらい負けました。

2周目の中盤からは、ハーフの周回遅れなのか、ハーフの30分後にスタートした10kmの部のランナーなのか(たぶん後者)、歩いているランナーの数が目立って多くなってきました。かろうじて走っているランナーも、推定キロ7分以上。道が狭くなっている場所では、横に並んで歩かれていると抜くのがとってもたいへんです。自分も一緒になって歩きたいのを我慢しつつ、「不好意思!(すみません!)」と声をかけながら抜いていきます。
中には、道を譲ってくれながら、「對不起! 小姐加油!(ごめんなさい、おねえさん頑張って!)」と声をかけてくれるランナーさんも複数いました。

「あと2km」の看板あたり、ここからゴールまでは道が少し広くなりますが、ここに大会スタッフのバイクが待機していました。
「21K、2219!」と、わたしのゼッケン番号がコールされます。そして、なぜか一台のバイクが発進し、ずっと横を並走…。ときどき前に行くも、しばらく行くと、わたしが来るのを待っていて、追い付くとまた並走。この時点で、「あ、これは入賞しているな。」と確信しました。

後ろの至近距離に女性がいないのはわかっていましたが、台湾の若い女性はラストスパートのキレがある子も多いので、ラストで刺されるというみっともないことは避けたいもの。ラスト1km、若干下り坂があるのを利用して、ペースアップです。……とはいえ、たいして上がりませんでしたが。

そして、順位は守ったまま、ゴール!! ゼーゼー。

少し前にゴールしていたkent隊長とハイタッチし、記録証を貰いにいきます。すると……なんということでしょう!
「晶片沒有記錄!(チップに記録がないわよ!)」と言われてしまいました。えええーー!!
疲れた体を引きずって、ゴール地点に戻ります。そしてもう一回、記録マットをエイエイエイ!!と踏みつけ、記録係のところに戻ると、今度は「出來了~!(出てきました~)」。
あー、よかった。これでスタート時の記録が抜けてたとかだったら洒落になりません。ゴールの記録抜けだけですんでよかったです。

これによるロスタイムが2分程度。順位が落ちていたら悲劇ですが、ロスの間に抜かれるということもなかったようです。

無事3位に入賞できましたので、トロフィーと副賞(ゲイターでしたが、サイズがあわなかったので仲間に進呈しました)をいただきました。

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NR2.jpg

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後半、失速してしまっているのはいただけませんが、コンディションが過酷でしたので、最後まで走り切って偉かったと自分をほめてあげようと思います。
二週間後、もう一本ハーフのレースを入れています。今度はもう少し気温が低いといいなぁ…。

ちなみに。台湾のレースでは、走り終わった後、飲み物+お弁当が貰えることが多いです。今回のレースでは、池上米の焼き豚弁当をいただきました。走り終わってすぐは食べられる状態ではなかったので、貰って帰って一晩冷蔵庫で保管し、翌日蒸しなおして食べました。見た目はナンですけれど、とても美味しかったです♪

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