エア柴又in台北レポ(3) [ブログ村イベント]
そんなこんなで、見てはいけないもの(気温)をうっかり見てしまい、ヘロヘロぶりに拍車がかかってきたコッコさん。それでも、この炎天下、頑張って走っている仲間を尻目に一人リタイアはできません。陣地でしっかり水分補給して、ポクポクと走り始めます。
台北101の方向へ進んでみると……基隆河に派手な舟がいっぱい浮かび、対岸が盛り上がっています。おーー! 龍舟(ドラゴンボート)のレースぅぅぅ~♪
「これは観戦せねばなるまい!」と、たった3kmほどしか走っていないのに、早くも大休止。LINEグループに、「ドラゴンボート観戦してます!」と戻らずとも心配しないでねのメッセージを入れ、ドラゴンボートのレースが至近で見られる位置に移動します。
ドラゴンボートとは……
ドラゴンボートの起源は諸説あるものの、最も一般的に受け入れられているのがはるか紀元前278年に遡る「屈原説」です。中国の戦国時代、楚の国の政治家であった屈原は、政策を巡り国内の政敵の策略により国を追われ、湖南省の泪羅(べきら)の淵に石を抱いて抗議の入水をしてしまう。これを知った近くの漁民達は屈原が淵に潜む竜や魚に襲われないよう、竹筒に蒸した米を詰めて水中に投げ込み、又ドラや太鼓を打ち鳴らして探し回ったという。以来、屈原が入水した旧暦5月5日の端午節にその霊を祭る小舟レースが各地で行われるようになり、日本の端午の節句や、「ちまき」の起源もこの伝説に由来するといいます。
※以上、日本ドラゴンボート協会HPより引用
※ちなみに、日本の粽は具なしが多いですが、台湾の粽はいわゆる中華風粽と言われるタイプのものです。北部のものは油飯っぽい醤油味の茶色のもので、南部のものは白くて甘めだとか。あちこちでいろいろな種類の粽が売られていて、わたしも買って食べてみようと、同僚に「どこのが美味しい?」って聞いたら、伯母上手作りのものをわざわざ持ってきてプレゼントしてくれました。大きな豚肉や卵黄、シイタケ、小エビや貝柱などがぎっしりと入っていて、すごく美味しかった~♪
……と、話が逸れましたが。
今回観戦したドラゴンボート大会は20名乗りの部だったようです。素人目に見ても、速くて練習をしっかり積んだのであろうチームと、そうでないチームが見て取れます。
大・迫・力~♪
台北101を入れて、台湾らしい雰囲気で撮ってみました♪
ちゃっかりドラゴンボート観戦を楽しんで、大満足の態で陣地に戻ってみると……superayuさんが、陣地に寝そべり、大休止中でした。
「この時間からだと60kmはきついので、43kmで辞めておきます。隊長とやっさんは、さっき戻ってきましたがまた走りに行きました。」とのこと。わたしもフルの距離で終わりにしようと、あと少しだけ追加で走って距離を稼ぎ、トータルで42.2kmを走ったところで終了しました。(ドラゴンボートですっかり満足してしまいました。ダメコッコェ……)
ふたりで陣地で(補給用に準備しておいた)フルーツをつまみながらまったりしていると、やがてkent隊長が戻ってきました。
状況を聞いてみると、隊長はあと4.5kmほど。残り時間はあと1時間です。「絶対いけますよ! でも無理しないで!」と送り出します。そして、しばらくしたら、今度はやっさんが戻ってきました。
やっさん、疲労困憊ながら、やり切った表情です。
「おおーーー!!! おめでとうございますーー!!! 恭喜恭喜!!」
ハイタッチでお出迎えします。
やっさんはドリンクをがぶ飲み後、公園の水道へ水浴びへ行きました。上半身裸で頭から水浴びできる男子はいいなあ……。
そして、全員が見守る中、ついに隊長がご帰還です。すごい、すごいよたいちょー!!! 最年長にして灼熱の台湾で60kmを完走。超☆超かっこいい!!!
男子たち、いい表情でハイタッチです☆ うーん、青春だ~。
Garminの写真を撮ったあとは、男子たちの疲労回復を待って、みんなでコーラで乾杯しました。
▽やっさん完走記念写真
▽kent隊長完走記念写真
いやー、やりきりました!!(あ、コッコは完走できてないですが、全員無事で生還するのが最低限の目標だったので……)
灼熱の台北で、誰ひとり体調不良に陥ることなく、無事にイベントを終えることができたのも、隊長の指揮の元、全員がやるべきことをきちんとやって、準備万端で臨んだからだと思います。
皆と別れて家に戻り、シャワーを浴びていたら、大粒の雨が降ってきました。ドシャー!!!と音がするほどの大雨です。若干気温は下がりますし、どうせ汗で全身びしょ濡れなので、走っている最中に降ってくれてもいいなと一瞬思いましたが、この強さで降られると前が見えない上にたぶん痛いぞ……ってくらいな降り方でしたので、やっぱり降られずにすんでよかったです。
kent隊長
コースの試走や全員の役割分担、クーラーボックスの手配など、会社での敏腕ぶりがうかがえる素晴らしい指揮でした。隊長のおかげで無事にイベントを終えることができました! そして、隊長の不屈の精神には本当に脱帽です。お疲れ様でした!
やっさん
クーラーボックスの中身……特に半分の距離のお楽しみ用に、わざわざ台北駅までめっちゃ美味しいアンパン買い出しに行ってくれたり、経口補給液パウダー用意してくれたりと、細やかな心遣いができる男子! 今回もありがとうございました!
superayuさん
仲良く完走はできなかった仲間になっちゃいましたが、このコンディションでフルの距離を踏めたことは誇っていいと思うの。グッダグダでも、走り終わった後、きちんと化粧を直すステキ女子! 一緒に走れてうれしかったでーす。また走りましょう~♪
そして何より。
こんなに面白い企画をぶち上げてくれたけんいちさん。この企画のおかげで、日本の仲間とのつながりを感じながら、ランを楽しむことができました。心よりお礼申し上げます。
今回、わたしが持って走った大切なもの……それは、日本の村の仲間との絆?というかつながり?
文字にしてしまうと気恥ずかしいですが、この企画に参加させてもらえたことで、村イベントに気軽に参加できなくなってしまった寂しさも和らぎました。また、このような企画があったらぜひとも参加させていただきたいと思います。
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台北101の方向へ進んでみると……基隆河に派手な舟がいっぱい浮かび、対岸が盛り上がっています。おーー! 龍舟(ドラゴンボート)のレースぅぅぅ~♪
「これは観戦せねばなるまい!」と、たった3kmほどしか走っていないのに、早くも大休止。LINEグループに、「ドラゴンボート観戦してます!」と戻らずとも心配しないでねのメッセージを入れ、ドラゴンボートのレースが至近で見られる位置に移動します。
ドラゴンボートとは……
ドラゴンボートの起源は諸説あるものの、最も一般的に受け入れられているのがはるか紀元前278年に遡る「屈原説」です。中国の戦国時代、楚の国の政治家であった屈原は、政策を巡り国内の政敵の策略により国を追われ、湖南省の泪羅(べきら)の淵に石を抱いて抗議の入水をしてしまう。これを知った近くの漁民達は屈原が淵に潜む竜や魚に襲われないよう、竹筒に蒸した米を詰めて水中に投げ込み、又ドラや太鼓を打ち鳴らして探し回ったという。以来、屈原が入水した旧暦5月5日の端午節にその霊を祭る小舟レースが各地で行われるようになり、日本の端午の節句や、「ちまき」の起源もこの伝説に由来するといいます。
※以上、日本ドラゴンボート協会HPより引用
※ちなみに、日本の粽は具なしが多いですが、台湾の粽はいわゆる中華風粽と言われるタイプのものです。北部のものは油飯っぽい醤油味の茶色のもので、南部のものは白くて甘めだとか。あちこちでいろいろな種類の粽が売られていて、わたしも買って食べてみようと、同僚に「どこのが美味しい?」って聞いたら、伯母上手作りのものをわざわざ持ってきてプレゼントしてくれました。大きな豚肉や卵黄、シイタケ、小エビや貝柱などがぎっしりと入っていて、すごく美味しかった~♪
……と、話が逸れましたが。
今回観戦したドラゴンボート大会は20名乗りの部だったようです。素人目に見ても、速くて練習をしっかり積んだのであろうチームと、そうでないチームが見て取れます。
大・迫・力~♪
台北101を入れて、台湾らしい雰囲気で撮ってみました♪
ちゃっかりドラゴンボート観戦を楽しんで、大満足の態で陣地に戻ってみると……superayuさんが、陣地に寝そべり、大休止中でした。
「この時間からだと60kmはきついので、43kmで辞めておきます。隊長とやっさんは、さっき戻ってきましたがまた走りに行きました。」とのこと。わたしもフルの距離で終わりにしようと、あと少しだけ追加で走って距離を稼ぎ、トータルで42.2kmを走ったところで終了しました。(ドラゴンボートですっかり満足してしまいました。ダメコッコェ……)
ふたりで陣地で(補給用に準備しておいた)フルーツをつまみながらまったりしていると、やがてkent隊長が戻ってきました。
状況を聞いてみると、隊長はあと4.5kmほど。残り時間はあと1時間です。「絶対いけますよ! でも無理しないで!」と送り出します。そして、しばらくしたら、今度はやっさんが戻ってきました。
やっさん、疲労困憊ながら、やり切った表情です。
「おおーーー!!! おめでとうございますーー!!! 恭喜恭喜!!」
ハイタッチでお出迎えします。
やっさんはドリンクをがぶ飲み後、公園の水道へ水浴びへ行きました。上半身裸で頭から水浴びできる男子はいいなあ……。
そして、全員が見守る中、ついに隊長がご帰還です。すごい、すごいよたいちょー!!! 最年長にして灼熱の台湾で60kmを完走。超☆超かっこいい!!!
男子たち、いい表情でハイタッチです☆ うーん、青春だ~。
Garminの写真を撮ったあとは、男子たちの疲労回復を待って、みんなでコーラで乾杯しました。
▽やっさん完走記念写真
▽kent隊長完走記念写真
いやー、やりきりました!!(あ、コッコは完走できてないですが、全員無事で生還するのが最低限の目標だったので……)
灼熱の台北で、誰ひとり体調不良に陥ることなく、無事にイベントを終えることができたのも、隊長の指揮の元、全員がやるべきことをきちんとやって、準備万端で臨んだからだと思います。
皆と別れて家に戻り、シャワーを浴びていたら、大粒の雨が降ってきました。ドシャー!!!と音がするほどの大雨です。若干気温は下がりますし、どうせ汗で全身びしょ濡れなので、走っている最中に降ってくれてもいいなと一瞬思いましたが、この強さで降られると前が見えない上にたぶん痛いぞ……ってくらいな降り方でしたので、やっぱり降られずにすんでよかったです。
kent隊長
コースの試走や全員の役割分担、クーラーボックスの手配など、会社での敏腕ぶりがうかがえる素晴らしい指揮でした。隊長のおかげで無事にイベントを終えることができました! そして、隊長の不屈の精神には本当に脱帽です。お疲れ様でした!
やっさん
クーラーボックスの中身……特に半分の距離のお楽しみ用に、わざわざ台北駅までめっちゃ美味しいアンパン買い出しに行ってくれたり、経口補給液パウダー用意してくれたりと、細やかな心遣いができる男子! 今回もありがとうございました!
superayuさん
仲良く完走はできなかった仲間になっちゃいましたが、このコンディションでフルの距離を踏めたことは誇っていいと思うの。グッダグダでも、走り終わった後、きちんと化粧を直すステキ女子! 一緒に走れてうれしかったでーす。また走りましょう~♪
そして何より。
こんなに面白い企画をぶち上げてくれたけんいちさん。この企画のおかげで、日本の仲間とのつながりを感じながら、ランを楽しむことができました。心よりお礼申し上げます。
今回、わたしが持って走った大切なもの……それは、日本の村の仲間との絆?というかつながり?
文字にしてしまうと気恥ずかしいですが、この企画に参加させてもらえたことで、村イベントに気軽に参加できなくなってしまった寂しさも和らぎました。また、このような企画があったらぜひとも参加させていただきたいと思います。
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