SSブログ

女性のためのランニング学 PART Ⅲ [買ったもの・欲しいもの]

本日は移動日のため、ランオフです。
『女性のためのランニング学』 最後、PART Ⅲ :健康とウェルネス のレビューをします。

12)女性アスリートの3徴

【内容】
女性アスリートが生理的な特徴上、より気をつけなくてはいけないトラブル(エネルギー不足、月経異常、骨 の健康)について。


【感想】
摂取カロリー不足は、月経不順や疲労骨折などのリスクを高める。
最低必要なカロリーの計算は、
全体重kg×(体脂肪%÷100)=体脂肪kg
全体重kg-体脂肪kg=除脂肪kg
除脂肪kg×30kcal=最低必要カロリー
これに、運動消費で消費されるカロリーを加算して算出。
コッコさんの場合は、42kg×(15%÷100)=6.3kg
42kg-6.3kg=35.7kg
35.7kg×30kcal=1,071kcal
……なんですが、少なすぎでは? これに運動1日10kmとして420kcalを足しても、1,491kcal。わたしもっと食べています。1,600~1,800kcalくらい。でも別に肥らないんですが。
「最低必要カロリー」だから、まあいいのかな?


13)損傷と女性ランナー

【内容】
損傷(故障)の兆候とランニングにおけるリスク因子、疲労骨折、ひざの痛み、オーバーユース、予防法(筋トレ、ストレッチ、路面やシューズの選択)


【感想】
無月経のランナーの50%が二回以上の疲労骨折経験あり、正常月経だと9%というデータには驚きました。
また、女性は体格の特徴として骨盤が広いので、膝への負荷がかかりやすいそうです。
その他の内容は、ごく一般的なものでした。(各故障の解説:どこにどう負荷がかかるために起こる損傷か、その予防法など)


14)競技能力を高めるための栄養と女性ランナー

【内容】
エネルギーの要求量、三大栄養素、微量栄養素、トレーニングやレース前の補給について。


【感想】
1日の運動時間に対して、炭水化物の摂取量(体重×係数)、たんぱく質の摂取量(体重×係数)が明確に示されていて参考になりました。
わたしの場合は、1日平均1時間、炭水化物は1ポンド(0.45kg)あたり2.7~3.0g=252g~280 g、たんぱく質は、同0.5~0.7g=47g~65g。まあそんなものかと思います。
よく言われる通り、この本でも、運動直後(15分~30分)くらいに、炭水化物(200~300kcal)とたんぱく質(6~20g)を採ることを推奨していました。
アメリカらしく、ピーナツバターのベーグル、サンドイッチ半分、牛乳+シリアルあたりがお勧めされていました。
微量栄養素に関しては、予想通り鉄とビタミンD、カルシウムの重要性が語られていました。


全体を通して、ややとっつきにくい学術用語も多いのですが、たいへん楽しく読むことができました。


にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ
にほんブログ村

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。